2006.03.02
永遠の仔 天童荒太
いや~読み応えありました
まず400pぐらいの上下ですからね
そして重かった
いやまぁ扱ってるテーマ自体が重いんで仕方ないんですけど
中盤あたりからは続きが気になって一気に読んじゃいましたよ
この話の出てくる、優希・笙一郎・梁平
彼らは幼いころに受けた傷を背負いながら大人になって生きていた
この三人が受けた傷である虐待がまたすごくて
特に優希の父親が正月のときお前しかいないんだ・・・!!とガラスを自分の足で踏むところ
本当お願いだからやめて!!と思いましたよ
あんなことされたら子供はどうしようもないじゃないですか
大人たちの言ってることもわからないわけじゃない私たちはお前たちのためにこんなに我慢してるのになんでお前たちはそれを裏切る!!
でもその発想自体が子供じみたものでもあるんだよなぁ
それと笙一郎と梁平
どちらも辛い
ちゃんと生きて生きたいのに壊してしまいそうになる
衝動を抑えきれない
ああ・・・・やるせないなぁ
あの連続殺人については普通に聡志が犯人だと思ってたので
全ての事件が笙一郎に繋がるとは
菜緒子さんのことも辛かった
梁平はああだし・・・・・・
笙一郎にとって1番やるせなかったのはやっぱり見返して認めてもらいたかった母親が保護する相手になってしまったこと
憎みたくても憎めなかったこと
父親殺しについても犯人が二転三転して面白かったです
ある意味真実から言えば3人ともこのことにより空回ってたんですけどね
このことを知ってしまった聡志も辛かっただろうなぁ
系統としては白夜行と同じなのかなぁと思っていましたが
こちらは3人の心情が丁寧に書かれていたのでより読んでて重かったです
面白かったですけどね
本当力作です
まず400pぐらいの上下ですからね
そして重かった
いやまぁ扱ってるテーマ自体が重いんで仕方ないんですけど
中盤あたりからは続きが気になって一気に読んじゃいましたよ
この話の出てくる、優希・笙一郎・梁平
彼らは幼いころに受けた傷を背負いながら大人になって生きていた
この三人が受けた傷である虐待がまたすごくて
特に優希の父親が正月のときお前しかいないんだ・・・!!とガラスを自分の足で踏むところ
本当お願いだからやめて!!と思いましたよ
あんなことされたら子供はどうしようもないじゃないですか
大人たちの言ってることもわからないわけじゃない私たちはお前たちのためにこんなに我慢してるのになんでお前たちはそれを裏切る!!
でもその発想自体が子供じみたものでもあるんだよなぁ
それと笙一郎と梁平
どちらも辛い
ちゃんと生きて生きたいのに壊してしまいそうになる
衝動を抑えきれない
ああ・・・・やるせないなぁ
あの連続殺人については普通に聡志が犯人だと思ってたので
全ての事件が笙一郎に繋がるとは
菜緒子さんのことも辛かった
梁平はああだし・・・・・・
笙一郎にとって1番やるせなかったのはやっぱり見返して認めてもらいたかった母親が保護する相手になってしまったこと
憎みたくても憎めなかったこと
父親殺しについても犯人が二転三転して面白かったです
ある意味真実から言えば3人ともこのことにより空回ってたんですけどね
このことを知ってしまった聡志も辛かっただろうなぁ
系統としては白夜行と同じなのかなぁと思っていましたが
こちらは3人の心情が丁寧に書かれていたのでより読んでて重かったです
面白かったですけどね
本当力作です
- 関連記事
スポンサーサイト