2011.12.11
蒼穹のファフナー 全25話
「あなたはそこにいますか・・・」
さて、今回ニコニコで一挙全話配信ということで見ました
この作品自体は知っていましたし、見たいなぁとは思いつつなかなか見る機会がなくて・・・
というわけで今回見れて良かったですね
ちなみに私はこの作品の本編は見たことがありませんでしたが、前日譚である「RIGHT OF LEFT」は偶然録画してみたんですよね
設定やらはよくわからなかったんですが、主役2人の物語としては前提知識がそんなになくても楽しめる良いお話でした
そして本編
よく脚本化が山野辺さんから冲方丁にかわってから面白くなったというのは聞きましたが
確かに16話あたりからが個人的には面白かったですね
ただ、こういう悲惨な設定やお話は個人的に嫌いじゃないので前半のお話も思ったほど悪いとは感じませんでした
(面白くないとよく聞いていたためからかもしれませんが)
ですがやっぱり人物描写や世界観設定の魅せ方は後半を見ていると薄いというか下手な感じでした
なんというか主役である一騎と総士が何を考えてるのかよく分からなかったんですよね
それぞれ後半になってやっと何を考えていたのかがわかるようになったんですけど
だから何かもやもやしましたかね
ドラマCDなんかで冲方脚本での補間を聞くとなぜこれを本編でやらなかった!ってのが結構あります
これ聞くと総士が損な役回りやら不器用すぎてなんだかなーとなりますかね
一騎とすれ違いまくりというか
あとは翔子や甲洋にしても自分勝手な思い込みがかなりあるような行動だったのであんまり感情移入できなかったな
翔子に関しては何でそんなに一騎が好きなのかって描写が全然なかったんであの自爆にしてもそんなにインパクトはなかったんですよね
いや、展開的には凄かったんですけど何でそこまでやれるのか?ってのは思ったうかな
キャラへの思い入れもそんなになかったんで
キャラのやり取りや思いなんかが描ききれてなかったように感じました
そして設定について
これも後半色々と説明がはいるのですが、それって前半に説明したほうがよくないか?って部分があったりしました
というか前半設定部分を明らかにしなさ過ぎだったんですよね・・・・
ということで後半人間関係やキャラの立たせ方
設定の開示やみせ方は後半かなりよくなりましたかね
一番変わったのは総士の印象だろうな
最初は謎ポエムばっかり言ってた印象だったから・・・・
モノローグは言ってますけど彼の心情描写がないので上滑りしてるというか・・・まぁだから謎ポエムなんですがw
あと総士と一騎ですが
この2人の描写はなんなんでしょうかねw
この2人の関係描写が濃かったかわりに真矢の描写が最終まで少し微妙だったかも
後半初期にちらっとだけそれっぽい描写があった総士が真矢を好きって設定が多少とり立たされてましが、今更出されても・・・・と少し思っちゃいましたかね
いや、その前に一騎と総士の絆が強くて・・・・真矢自体も疎外感は感じてましたけどね
乙姫に総士はえこひいき言われてましたがあそこらへんは唐突だったかも
ココらへんの真矢関係の描写はもう少しちゃんとして欲しかったかな
あと乙姫
最初オトヒメだと思い込んでましたが、彼女も色々と重いものをというか皆城家は背負うものが多すぎるよね
父さんも1話で死んじゃったし
変に達観しすぎてなくて素直な可愛さのキャラだったなと思います
個人的には総士との兄妹のやりとりが好きだったな
そしてこの作品でよく言われたであろうことがエヴァっぽいでしょうかね
見ててオマージュっぽい部分も多かったですし
しかし一時期ロボットアニメはやたらめったらこのテーマが多かったですね
コードギアス、マクロスF、ガンダム00、ラインバレル、エウレカとこういう要素が入っていてもうまたかよwwと思いながら見ていた記憶があります
ただエヴァとファフナーでは目指すものは違うかな
ファフナーとしてはこれがテーマですからね
あとは大人の描写とかが全然違うともいえるかな
この番組での印象的なセリフ「あなたはそこにいますか・・・」っていうのが個別の存在、自分自身の居場所と色々とかかっていたのも面白かった
対話というのは個があるからこそ成立するってのも良かったかな
それを理解した一騎がカノンを説得する話なんかも面白かったですね
会話は相手理解するために重要なものですから
後半はカノンの描写もかなり多く、外の戦争の世界しか知らなかった彼女が平和を知っていくっていうのもよかったな
キャラデザだけ見たときは勝手に少年かと思ってましたよw
あとは剣司と咲良と衛やら弓子と道夫などの他のキャラの掘り下げも良かったかな
真壁指令と遠見母の恋愛模様だけは個人的に好きになれなかったんですが
(紅音さんを思い続けていて欲しかった気もする)
でも最終的なオチは個人的にはちょっと納得しかねたかな
いや、終わり方としては限りある尺の中でそれなりにまとめていて悪いとは思わなかったんですが
あと戦闘が戦ってるだけに見えちゃった部分があるかも
あんまり戦闘でわくわくしなかったというか・・・・・・
それにフェストゥムとの共生はこれからだし、一騎と総士の別れにしても一区切りつけるために思えたんですよね
まぁだからこそ続編である映画が出来てよかったなとも思いますが
ということで後半の盛り上がりは確かに面白かったし
作品の雰囲気としても好きだったんですが
終わり方自体はスッキリしなかったかな?もっとこの先を見たいと思わせるような感じでした
ということで劇場版も見ることになるんですが
またその感想を別記事であげたいと思います
そしてもう一度見直したRIGHT OF LEFT
放送当時に見たきりだったんで6年ぶり?
主役の僚と祐未の印象はあったんですが
今回見直して細かい設定補間や総士の思いについて改めてみることが出来ましたね
お話としてはやはり面白く絶望的な状況の中であがく少年少女たちの物語がよかったです
これを見るとより本編前半での総士のかたくなっぷりの理由もわかるかな・・・と
あとは短い時間の中で主役2人の心情や状況をしっかり描けていてよかったです
さて、今回ニコニコで一挙全話配信ということで見ました
この作品自体は知っていましたし、見たいなぁとは思いつつなかなか見る機会がなくて・・・
というわけで今回見れて良かったですね
ちなみに私はこの作品の本編は見たことがありませんでしたが、前日譚である「RIGHT OF LEFT」は偶然録画してみたんですよね
設定やらはよくわからなかったんですが、主役2人の物語としては前提知識がそんなになくても楽しめる良いお話でした
そして本編
よく脚本化が山野辺さんから冲方丁にかわってから面白くなったというのは聞きましたが
確かに16話あたりからが個人的には面白かったですね
ただ、こういう悲惨な設定やお話は個人的に嫌いじゃないので前半のお話も思ったほど悪いとは感じませんでした
(面白くないとよく聞いていたためからかもしれませんが)
ですがやっぱり人物描写や世界観設定の魅せ方は後半を見ていると薄いというか下手な感じでした
なんというか主役である一騎と総士が何を考えてるのかよく分からなかったんですよね
それぞれ後半になってやっと何を考えていたのかがわかるようになったんですけど
だから何かもやもやしましたかね
ドラマCDなんかで冲方脚本での補間を聞くとなぜこれを本編でやらなかった!ってのが結構あります
これ聞くと総士が損な役回りやら不器用すぎてなんだかなーとなりますかね
一騎とすれ違いまくりというか
あとは翔子や甲洋にしても自分勝手な思い込みがかなりあるような行動だったのであんまり感情移入できなかったな
翔子に関しては何でそんなに一騎が好きなのかって描写が全然なかったんであの自爆にしてもそんなにインパクトはなかったんですよね
いや、展開的には凄かったんですけど何でそこまでやれるのか?ってのは思ったうかな
キャラへの思い入れもそんなになかったんで
キャラのやり取りや思いなんかが描ききれてなかったように感じました
そして設定について
これも後半色々と説明がはいるのですが、それって前半に説明したほうがよくないか?って部分があったりしました
というか前半設定部分を明らかにしなさ過ぎだったんですよね・・・・
ということで後半人間関係やキャラの立たせ方
設定の開示やみせ方は後半かなりよくなりましたかね
一番変わったのは総士の印象だろうな
最初は謎ポエムばっかり言ってた印象だったから・・・・
モノローグは言ってますけど彼の心情描写がないので上滑りしてるというか・・・まぁだから謎ポエムなんですがw
あと総士と一騎ですが
この2人の描写はなんなんでしょうかねw
この2人の関係描写が濃かったかわりに真矢の描写が最終まで少し微妙だったかも
後半初期にちらっとだけそれっぽい描写があった総士が真矢を好きって設定が多少とり立たされてましが、今更出されても・・・・と少し思っちゃいましたかね
いや、その前に一騎と総士の絆が強くて・・・・真矢自体も疎外感は感じてましたけどね
乙姫に総士はえこひいき言われてましたがあそこらへんは唐突だったかも
ココらへんの真矢関係の描写はもう少しちゃんとして欲しかったかな
あと乙姫
最初オトヒメだと思い込んでましたが、彼女も色々と重いものをというか皆城家は背負うものが多すぎるよね
父さんも1話で死んじゃったし
変に達観しすぎてなくて素直な可愛さのキャラだったなと思います
個人的には総士との兄妹のやりとりが好きだったな
そしてこの作品でよく言われたであろうことがエヴァっぽいでしょうかね
見ててオマージュっぽい部分も多かったですし
しかし一時期ロボットアニメはやたらめったらこのテーマが多かったですね
コードギアス、マクロスF、ガンダム00、ラインバレル、エウレカとこういう要素が入っていてもうまたかよwwと思いながら見ていた記憶があります
ただエヴァとファフナーでは目指すものは違うかな
ファフナーとしてはこれがテーマですからね
あとは大人の描写とかが全然違うともいえるかな
この番組での印象的なセリフ「あなたはそこにいますか・・・」っていうのが個別の存在、自分自身の居場所と色々とかかっていたのも面白かった
対話というのは個があるからこそ成立するってのも良かったかな
それを理解した一騎がカノンを説得する話なんかも面白かったですね
会話は相手理解するために重要なものですから
後半はカノンの描写もかなり多く、外の戦争の世界しか知らなかった彼女が平和を知っていくっていうのもよかったな
キャラデザだけ見たときは勝手に少年かと思ってましたよw
あとは剣司と咲良と衛やら弓子と道夫などの他のキャラの掘り下げも良かったかな
真壁指令と遠見母の恋愛模様だけは個人的に好きになれなかったんですが
(紅音さんを思い続けていて欲しかった気もする)
でも最終的なオチは個人的にはちょっと納得しかねたかな
いや、終わり方としては限りある尺の中でそれなりにまとめていて悪いとは思わなかったんですが
あと戦闘が戦ってるだけに見えちゃった部分があるかも
あんまり戦闘でわくわくしなかったというか・・・・・・
それにフェストゥムとの共生はこれからだし、一騎と総士の別れにしても一区切りつけるために思えたんですよね
まぁだからこそ続編である映画が出来てよかったなとも思いますが
ということで後半の盛り上がりは確かに面白かったし
作品の雰囲気としても好きだったんですが
終わり方自体はスッキリしなかったかな?もっとこの先を見たいと思わせるような感じでした
ということで劇場版も見ることになるんですが
またその感想を別記事であげたいと思います
そしてもう一度見直したRIGHT OF LEFT
放送当時に見たきりだったんで6年ぶり?
主役の僚と祐未の印象はあったんですが
今回見直して細かい設定補間や総士の思いについて改めてみることが出来ましたね
お話としてはやはり面白く絶望的な状況の中であがく少年少女たちの物語がよかったです
これを見るとより本編前半での総士のかたくなっぷりの理由もわかるかな・・・と
あとは短い時間の中で主役2人の心情や状況をしっかり描けていてよかったです
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