2012.01.28
「超少女明日香」「少女鮫」 和田慎二
さて、こちらも借りて読んだ漫画です
和田さんといえば一番有名なのはスケバン刑事ですが、私自身世代でもないし見たこともないのでほとんど知らない漫画家さんでしたね
珍しい男性の少女マンガ家さんでもありますが
なのでどんな漫画なんだろうと思っていましたが、なるほどこういう作家さんなんですね
どちらも面白い漫画でした
「超少女明日香」
こちらは有名でタイトルも知っていたんですけど、誰が作者だとか細かい設定は良く知らない作品でした
超能力モノといえば昔からある感じですが、自然の能力や環境についての題材は新鮮でしたね
明日香自身自分は超能力者ではないといってますし
今ほど環境問題にうるさくなかった時代に面白い視点だったと思います
あとは色々と悪役が出てきて、正直アリエネーな集団だったりもするんですけど
そこは作中の説得力でグイグイ読ませていくのが上手かったですね
いや、徳川からの現代の忍者集団とか色々とね
そして何より良かったのが主人公の明日香
変身ものでもあって能力を使うときはナイスバディの美人さんになるんですけど
個人的には普段のちょっと野暮ったいほうの明日香が好きでしたね
明日香可愛いよ明日香w
お手伝いさんとしては超有能で関わった家庭を明るくしていってくれる健気な女の子
でも芯が強くて果敢に事件に立ち向かっていく姿が良かった
一也ぼっちゃんとの恋愛展開も好きだったんでもう少し2人が幸せそうな姿が見たかったです
いつも事件があると明日香は立ち去っていってしまうんだもんな
そりゃあぼっちゃんだってあんなストーカー(オイ)みたいにもなるか
あと突っ込みどころとしては救世主と舞ちゃんか
いや、絵的には何の問題もないのだがさすがに10歳児はどうなんだこのロリコンが!と思ってしまったり
まぁ救世主自体は傀儡みたいな形でかわいそうな最後ではありましたけど
ちなみにこの作品は掲載紙、出版社を渡り歩いている作品なんですよね
私は白泉社時代までのしか読んでいませんが、完結せぬまま作者が亡くなってしまったのは残念です
あとウィキに書いてあったエヴァのアスカの名前のもとネタってのがちょっと驚きました
(ウィキ情報だから本当かわからないですけど)
まぁアスカって名前のヒロインってあんまりいいないですからね
なんにせよ面白い作品でした
「少女鮫」
こちらも面白かったです
ただ、現代編ではなく過去編のほうが長くなってしまったり最終的には打ち切りのような形になってしまったのは残念ですかね
現代編も8巻予定が2巻になってしまったようですし・・・・
現代モノのアクションというよりは一人の少女が成長するまでの物語だったような気がします
ただ涼子がアル時代だった過去編は確かに面白かったです
傭兵チームのキャラも立ってたし、戦争地帯や危険な場所でのアルの破天荒な行動や作戦が面白かった
まぁ実際あんな戦場に子どもがいたらって考えたら凄い展開ではあるんですけど
涼子の性格や育った環境でもあって彼女が生き生きと描かれてた感じですね
個人的に好きだったのは父の代わりに涼子が先生になる話
無邪気なピクニックや大変どころではないハイキング
そっから生徒との関係性の構築とか楽しかったですね
あとは父である紫堂貴広との関係とか、最後のラウラとの平穏な生活の日々も素敵でしたね
このタイトルなので実は鮫の遺伝子が組み込まれたり鮫と関連するようなお話かと思っていたらそんなことはなくてちょっと驚きましたが・・・
現代編ではせっかく色々と絡みそうだったキャラの扱いとかラストとか色々と最後は早足展開で終わらせたな・・・ってかんじではあるんですが、過去編のほうがうけが良かったんですかね?
リンダ・リンダでの唐突な最後はちょっと残念でした
まぁクズミ・ウイルスとか展開的にはきちんと完結しているのでよかったんですけどね
あと絵柄も初期の少女マンガな絵柄から少し力強い方向に変わってますね
ナイスバディの描き方がちょっと誇張的になりすぎてて苦手な絵になってしまったのは残念かも
それと銀色の髪の亜里沙も読みましたが面白かったです
(最初タイトル的に銀色の髪のアギトというアニメがちらついてしかたなかったw)
巌窟王的復習譚というか古典的ではあるんですけどね
(同じく収録されてたお嬢さんが社長になる話が好きでした)
このコミックス内の作品がこの中では一番少女マンガ的な絵柄でとっつきやすいかもしれないですね
この方の作品は男性が書く物語を引っ張っていくヒロインのキャラだろうなと思います
スケバン刑事も借りてるんでまたじっくり読みたいですかね
和田さんといえば一番有名なのはスケバン刑事ですが、私自身世代でもないし見たこともないのでほとんど知らない漫画家さんでしたね
珍しい男性の少女マンガ家さんでもありますが
なのでどんな漫画なんだろうと思っていましたが、なるほどこういう作家さんなんですね
どちらも面白い漫画でした
「超少女明日香」
こちらは有名でタイトルも知っていたんですけど、誰が作者だとか細かい設定は良く知らない作品でした
超能力モノといえば昔からある感じですが、自然の能力や環境についての題材は新鮮でしたね
明日香自身自分は超能力者ではないといってますし
今ほど環境問題にうるさくなかった時代に面白い視点だったと思います
あとは色々と悪役が出てきて、正直アリエネーな集団だったりもするんですけど
そこは作中の説得力でグイグイ読ませていくのが上手かったですね
いや、徳川からの現代の忍者集団とか色々とね
そして何より良かったのが主人公の明日香
変身ものでもあって能力を使うときはナイスバディの美人さんになるんですけど
個人的には普段のちょっと野暮ったいほうの明日香が好きでしたね
明日香可愛いよ明日香w
お手伝いさんとしては超有能で関わった家庭を明るくしていってくれる健気な女の子
でも芯が強くて果敢に事件に立ち向かっていく姿が良かった
一也ぼっちゃんとの恋愛展開も好きだったんでもう少し2人が幸せそうな姿が見たかったです
いつも事件があると明日香は立ち去っていってしまうんだもんな
そりゃあぼっちゃんだってあんなストーカー(オイ)みたいにもなるか
あと突っ込みどころとしては救世主と舞ちゃんか
いや、絵的には何の問題もないのだがさすがに10歳児はどうなんだこのロリコンが!と思ってしまったり
まぁ救世主自体は傀儡みたいな形でかわいそうな最後ではありましたけど
ちなみにこの作品は掲載紙、出版社を渡り歩いている作品なんですよね
私は白泉社時代までのしか読んでいませんが、完結せぬまま作者が亡くなってしまったのは残念です
あとウィキに書いてあったエヴァのアスカの名前のもとネタってのがちょっと驚きました
(ウィキ情報だから本当かわからないですけど)
まぁアスカって名前のヒロインってあんまりいいないですからね
なんにせよ面白い作品でした
「少女鮫」
こちらも面白かったです
ただ、現代編ではなく過去編のほうが長くなってしまったり最終的には打ち切りのような形になってしまったのは残念ですかね
現代編も8巻予定が2巻になってしまったようですし・・・・
現代モノのアクションというよりは一人の少女が成長するまでの物語だったような気がします
ただ涼子がアル時代だった過去編は確かに面白かったです
傭兵チームのキャラも立ってたし、戦争地帯や危険な場所でのアルの破天荒な行動や作戦が面白かった
まぁ実際あんな戦場に子どもがいたらって考えたら凄い展開ではあるんですけど
涼子の性格や育った環境でもあって彼女が生き生きと描かれてた感じですね
個人的に好きだったのは父の代わりに涼子が先生になる話
無邪気なピクニックや大変どころではないハイキング
そっから生徒との関係性の構築とか楽しかったですね
あとは父である紫堂貴広との関係とか、最後のラウラとの平穏な生活の日々も素敵でしたね
このタイトルなので実は鮫の遺伝子が組み込まれたり鮫と関連するようなお話かと思っていたらそんなことはなくてちょっと驚きましたが・・・
現代編ではせっかく色々と絡みそうだったキャラの扱いとかラストとか色々と最後は早足展開で終わらせたな・・・ってかんじではあるんですが、過去編のほうがうけが良かったんですかね?
リンダ・リンダでの唐突な最後はちょっと残念でした
まぁクズミ・ウイルスとか展開的にはきちんと完結しているのでよかったんですけどね
あと絵柄も初期の少女マンガな絵柄から少し力強い方向に変わってますね
ナイスバディの描き方がちょっと誇張的になりすぎてて苦手な絵になってしまったのは残念かも
それと銀色の髪の亜里沙も読みましたが面白かったです
(最初タイトル的に銀色の髪のアギトというアニメがちらついてしかたなかったw)
巌窟王的復習譚というか古典的ではあるんですけどね
(同じく収録されてたお嬢さんが社長になる話が好きでした)
このコミックス内の作品がこの中では一番少女マンガ的な絵柄でとっつきやすいかもしれないですね
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スケバン刑事も借りてるんでまたじっくり読みたいですかね
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