2012.04.11
Another 全12話
さて、こちらは綾辻行人さんによる小説が原作のアニメ
綾辻さんの名前は前から知っていたんですが、小説は読んだことがなかったですし、作品に触れるのも初めてですね
叙述トリックが特異で映像化が難しい作家さんだというのは知っていました
今回はミステリーというよりもホラー作品でしたね
死者がよみがえって紛れ込んだことによりおこる現象や死亡者の数々はそういう現象だからで特に説明はありませんでした
最初はここらへんもむりくり合理的な説明もあるのかと思ってたんですがまぁそれは舞台装置だったって感じですかね
こういったホラーアニメは最近あんまりないので
(綾辻さんの夫婦の小野さんの屍鬼ぐらい?ダンヴァンやHODはちょっとジャンルが違うか?)
個人的には楽しみにしていたんですが、後半で評価が分かれそうな作品でしたね
個人的によかったのは特に前半の雰囲気
ホラーって怖さとか魅せ方って難しいと思うんですが
この作品前半は何気ない日常描写もどこか不気味で怖く感じたんですよね
1話を見たときは凄くいい意味で雰囲気のある作品だなと感じました
あと作中BGMもよいなぁと思った記憶があります
あとはいないものとしての二転三転するストーリーも興味深かったです
最初は鳴が人間かどうかも分からない感じでしたからね
伏線も丁寧に張っていてしっかり回収した感じです
賛否が分かれるのは後半のバトロワ展開と死者の正体でしょうか
死者の正体に関しては正直かなりずるいんですが
個人的には素直に驚かされました
怜子さんは正直あやしいなぁとは思っていたんですが三上先生と同一人物という発想にはまったく思い当たりませんでしたね
まぁ実際キャラデザも違うし、声優まで架空の人物をつくる徹底振りだったみたいですから
キャラデザに関してはのいぢ絵でそんなにキャラの顔が大きくは変わらないのと髪ほどきのカットがあったためそんなにありえない!と思うほどではなかったってのもあります
ただ終盤のバトロワ展開はちょっとやりすぎに感じました
BLOODーCでもですが、やりすぎちゃうとギャグになっちゃいますし、超人になってる人が何人かいたような・・・
あとこうなってから鳴と恒一の行動があんまり感情移入できなくなっちゃったのが残念です
恒一は何が起こってもなんだか冷静で、腕に怪我して火に囲まれてもピンピンしてて見崎の心配しかしてないし・・・
炎の中携帯かけてた場面はなんだかシュールでした・・・もう一度建物内に入る恒一を引き止めるほかの人たちの描写もなかったしね
鳴は勿論事情があったり信じてもらえなかったりで義眼のことや妹のことは話せなかった
それは分かるんだけどなんだか後半はもう少し身の振り方を変えれば助かった生徒がたくさんいたんじゃない??
あそこまで何も喋らずにいてそれについて悩んでるそぶりもそこまで描写がなかったし
この2人にイライラというか高感度が下がるような描写があったのが個人的にはマイナスでした
だから最後2人で平和な感じでいるのがものすごく違和感というか・・・・
あんだけ虐殺起こったら改変があったとしてもあのクラスはもう再起不能ではないのか・・・とか
なんにせよ面白かった作品だったので最後のいくつかがもったいなかったなぁと
まぁ原作と生徒の扱いとか違う部分がいくつかあったようですが
映像化が難しいというこの作品をアニメは頑張って描写していたと思います
最後まで気になるお話で楽しめました
綾辻さんの名前は前から知っていたんですが、小説は読んだことがなかったですし、作品に触れるのも初めてですね
叙述トリックが特異で映像化が難しい作家さんだというのは知っていました
今回はミステリーというよりもホラー作品でしたね
死者がよみがえって紛れ込んだことによりおこる現象や死亡者の数々はそういう現象だからで特に説明はありませんでした
最初はここらへんもむりくり合理的な説明もあるのかと思ってたんですがまぁそれは舞台装置だったって感じですかね
こういったホラーアニメは最近あんまりないので
(綾辻さんの夫婦の小野さんの屍鬼ぐらい?ダンヴァンやHODはちょっとジャンルが違うか?)
個人的には楽しみにしていたんですが、後半で評価が分かれそうな作品でしたね
個人的によかったのは特に前半の雰囲気
ホラーって怖さとか魅せ方って難しいと思うんですが
この作品前半は何気ない日常描写もどこか不気味で怖く感じたんですよね
1話を見たときは凄くいい意味で雰囲気のある作品だなと感じました
あと作中BGMもよいなぁと思った記憶があります
あとはいないものとしての二転三転するストーリーも興味深かったです
最初は鳴が人間かどうかも分からない感じでしたからね
伏線も丁寧に張っていてしっかり回収した感じです
賛否が分かれるのは後半のバトロワ展開と死者の正体でしょうか
死者の正体に関しては正直かなりずるいんですが
個人的には素直に驚かされました
怜子さんは正直あやしいなぁとは思っていたんですが三上先生と同一人物という発想にはまったく思い当たりませんでしたね
まぁ実際キャラデザも違うし、声優まで架空の人物をつくる徹底振りだったみたいですから
キャラデザに関してはのいぢ絵でそんなにキャラの顔が大きくは変わらないのと髪ほどきのカットがあったためそんなにありえない!と思うほどではなかったってのもあります
ただ終盤のバトロワ展開はちょっとやりすぎに感じました
BLOODーCでもですが、やりすぎちゃうとギャグになっちゃいますし、超人になってる人が何人かいたような・・・
あとこうなってから鳴と恒一の行動があんまり感情移入できなくなっちゃったのが残念です
恒一は何が起こってもなんだか冷静で、腕に怪我して火に囲まれてもピンピンしてて見崎の心配しかしてないし・・・
炎の中携帯かけてた場面はなんだかシュールでした・・・もう一度建物内に入る恒一を引き止めるほかの人たちの描写もなかったしね
鳴は勿論事情があったり信じてもらえなかったりで義眼のことや妹のことは話せなかった
それは分かるんだけどなんだか後半はもう少し身の振り方を変えれば助かった生徒がたくさんいたんじゃない??
あそこまで何も喋らずにいてそれについて悩んでるそぶりもそこまで描写がなかったし
この2人にイライラというか高感度が下がるような描写があったのが個人的にはマイナスでした
だから最後2人で平和な感じでいるのがものすごく違和感というか・・・・
あんだけ虐殺起こったら改変があったとしてもあのクラスはもう再起不能ではないのか・・・とか
なんにせよ面白かった作品だったので最後のいくつかがもったいなかったなぁと
まぁ原作と生徒の扱いとか違う部分がいくつかあったようですが
映像化が難しいというこの作品をアニメは頑張って描写していたと思います
最後まで気になるお話で楽しめました
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