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舟を編む

さて、お久しぶりの映画感想ですね
こちら三浦しをんさんの小説原作の映画化ですね
ほぼあらすじも知らずに見た映画です
個人的には私は前情報を入れすぎると余計な先入観が入るので何も知らずに見るほうが楽しめるんですよね

あらすじ
玄武書房に勤務する馬締光也(松田龍平)は職場の営業部では変人扱いされていたが、言葉に対する並外れた感性を見込まれ辞書編集部に配属される。新しい辞書「大渡海」の編さんに従事するのは、現代語に強いチャラ男・西岡正志(オダギリジョー)など個性の強いメンツばかり。仲間と共に20数万語に及ぶ言葉の海と格闘するある日、馬締は下宿の大家の孫娘・林香具矢(宮崎あおい)に一目ぼれし……。



作品としては地味ですよね
辞書を編さんして完成するまでを描いたお話ですね
個人的に驚いたのは辞書一冊をつくりあげるのに10年以上かかること
たしかに何万語も収録した辞書を作り上げるのって大変ですけどそこまで時間がかかるものだとは思ってなかったですね

最近は電子辞書やネットの辞書があって本の辞書はめっきり使わなくなってしまったなぁと思ってしまいます
私も辞書をひくの結構好きだったんですけどね

あとは言葉の意味をどう説明するのか?
あんまり辞書ごとの意味の違いってそんなに気にしたことがなかったんですけど
「右をどう説明する?」
という問いかけを改めていわれるとなかなか難しいですよね
作中でも色々な説明の仕方が出てましたけど
そういう部分はとても興味深かったですね
言葉の意味を説明するって実際考えると結構難しいですよね


そして主人公の馬締
言語学を大学で勉強して本や辞書が大好き
でもコミュニケーション能力が著しく低くて人と話すのが大の苦手
彼が辞書の編さんに関わることで
文字の意味を辞書で調べるのは、その意味を知って共感をしたいから
人と共感してつながっていたいからってつながっていくのは良かったかな

まさかの12年後には驚きましたけどw
でも奥さんとの恋愛模様はちょっとアッサリしすぎか?
まぁ本筋は辞書なんでアレだけど香具矢が彼を好きになる部分はもう少しちゃんと見たかった感じです
なんか結構すぐ夫婦になっていた気がしてしまう

でも役者さんは皆達者な方が多くて安心してみていられたかな
脇役も良い味出している人が多くてよかったです
馬締もどもりまくったりしてた初期から成長して12年後ではしっかり上司として働いていたのは感慨深かったですね

あとは終盤の松本先生の病気と辞書の完成ですね
個人的には松本先生の部分は王道で読めまくる展開だったんですけど
それでも最後の手紙はよかったですね

まぁ個人的にはせっかく辞書という後世まで残るものを作り上げたので
終盤に松本先生の辞書の言葉を使った展開があったらよかったのにとちょっとそこは物足りなかったかな
右とか恋とかダサイとか色々と展開上使ってきていたので
そこでダメ押しがあったら個人的にはもっとくるものがあった気がします

あと終わり方がちょっとあっさりすぎたのは気になったかな?
まさかのよろしくお願いしますで終わりとかw
あと言葉収集の場面でBLが出てきたときは三浦しをん原作だからか…と妙に思ってしまいました
主人公のキャラは個人的には良かったですけど
女性が書いた男主人公だなぁという印象でしたね

でも地味な題材ながら辞書を作り上げるという部分は面白かったですね
あとは主人公の成長も
もう少し盛り上がり部分があればよかったかなとちょっと物足りない部分もありますけど
見ることができてよかったです
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theme : 映画感想
genre : 映画

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Author:藍依
アニメを見たり語ったりすることが大好きです。
社会人になってからはなかなか忙しく更新もゆっくりですが、マイペースに続けていけたらと思います。
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