2013.08.18
精霊の守り人 全26話
さて、見終わったので感想です
この作品1話は見たんですがちょうど引越ししてBSがうつらなくなってその後なんとなく見る機会を逸していたんですよね
原作は有名な児童小説ですが
26話で丁寧に世界観とストーリーを魅せていたと思います
さて、アニメ感想前に個人的な前置きです
本筋とは関係ないのでアレなのですが
この作品の原作を私は中学生時代に読んでいるんですよね
ちょうどハリポタ等のファンタジーブーム時代で小説好きで色々と読んでいました
そんな中、和製ファンタジーとして評価が高かったのがこの作品
で、どんなもんかと読んでみたのですが
当時はシリーズ2作目を読んだあたりで投げてしまったんですよね
理由としては主人公が三十路手前のおばさん(当時の自分基準)であり感情移入しづらいうえ、話の展開自体も地味
おまけに2作目はバルサの過去が主題で暗い
中学生の自分にはとにかくとっつきづらい作品でした
というわけでアニメも興味がなかったのですが神山監督でIGということでクオリティの高さは保障つきだったので気になったんですよね
見てみたんですが作品としては流石の出来でした
作画もTVアニメとしては素晴らしい水準で背景がめちゃくちゃ綺麗
(特にナユグの景色が良かったですね)
殺戮シーンのクオリティも高く、見ていて気持ちのいいものでした
また、話の筋もしっかりとしていて展開上無理がないような話運びでしたね
それぞれのキャラもしっかりしていてストレスなく見ることができました
あと、この作品はかなり原作を膨らませているのですが、それもよくあるグダグダなオリジナルではなく話の展開としてちゃんと考えられているのがよく伝わってきてよかったですね
個人的にすきなのは鍛冶屋の話
ああやって間接的に色々と魅せるのは凄い良いですよね
チャグムの賭けの話とかも個人的には好きでした
そういう日常やチャグムが庶民の生活に慣れていく話をじっくりやってくれたのはとても良かったです
あとはバルサとチャグム、タンダ等のキャラも良かったな
尺があるぶん丁寧に描けていたと思います
タンダは原作イメージよりもかなり若くてイケメンになっていた気がするけどw
(バルサも見た目は29才には見えない感じもしますがw)
バルサとタンダのなんとも言えない距離感の関係が結構好きでした
あとはジグロの話も良かったですね
かなり重い設定ですが上手に魅せていたと思います
それと星読みや国王側もそれぞれの事情の中で王子を救おうとあがいている描写が結構好きでしたね
まぁOPだけ見たらシュガさん完全悪人面してたんでなんかそういうキャラかと思っちゃったじゃないですかww
気になるのといえば声優ですかね
チャグムは声優ではなく子役でしたが、個人的にはアリな配役でした
まぁいくつか棒読みでオイオイと思う部分はあったのですが
作品の雰囲気的にはあっていたように感じる部分もあったので
他の配役は良かったですね
お話として気になったのは13話ですかね
まぁ話として言いたいことも伝えたいことも良くわかるんですが
個人的にはかなり微妙な印象を持った話でした
バルサの不殺の信念をやぶってしまう行為なのにあれでいいのか?しかも実はそうじゃなかったことで何かバルサに影響を与えたのか?とか気になってしまったり
オチも弱く感じましたしね
それといくつかは本筋と関係ない話でどうかなーと思った部分もあります
(お話としては面白いものが多かったですけど)
あとこの作品出来は良いのですが
なんというか凄い優等生な作品なんですよね
丁寧でしっかりして面白かったですけど
爆発的な盛り上がりとか、分かりやすいウリやキャラがいるわけではないのでとっつきにくい印象です
展開もある程度王道なので地味に感じる人もいるだろうなとは感じます
そこが物足りなく感じる部分も少しあったかな?
なんにせよ作品としては良くできていましたし
2クールしっかり使って丁寧に作品として魅せてくれました
とりあえず押入れのどこかに眠ってるはずの原作を引っ張り出して読みたくなりましたw
この作品1話は見たんですがちょうど引越ししてBSがうつらなくなってその後なんとなく見る機会を逸していたんですよね
原作は有名な児童小説ですが
26話で丁寧に世界観とストーリーを魅せていたと思います
さて、アニメ感想前に個人的な前置きです
本筋とは関係ないのでアレなのですが
この作品の原作を私は中学生時代に読んでいるんですよね
ちょうどハリポタ等のファンタジーブーム時代で小説好きで色々と読んでいました
そんな中、和製ファンタジーとして評価が高かったのがこの作品
で、どんなもんかと読んでみたのですが
当時はシリーズ2作目を読んだあたりで投げてしまったんですよね
理由としては主人公が三十路手前のおばさん(当時の自分基準)であり感情移入しづらいうえ、話の展開自体も地味
おまけに2作目はバルサの過去が主題で暗い
中学生の自分にはとにかくとっつきづらい作品でした
というわけでアニメも興味がなかったのですが神山監督でIGということでクオリティの高さは保障つきだったので気になったんですよね
見てみたんですが作品としては流石の出来でした
作画もTVアニメとしては素晴らしい水準で背景がめちゃくちゃ綺麗
(特にナユグの景色が良かったですね)
殺戮シーンのクオリティも高く、見ていて気持ちのいいものでした
また、話の筋もしっかりとしていて展開上無理がないような話運びでしたね
それぞれのキャラもしっかりしていてストレスなく見ることができました
あと、この作品はかなり原作を膨らませているのですが、それもよくあるグダグダなオリジナルではなく話の展開としてちゃんと考えられているのがよく伝わってきてよかったですね
個人的にすきなのは鍛冶屋の話
ああやって間接的に色々と魅せるのは凄い良いですよね
チャグムの賭けの話とかも個人的には好きでした
そういう日常やチャグムが庶民の生活に慣れていく話をじっくりやってくれたのはとても良かったです
あとはバルサとチャグム、タンダ等のキャラも良かったな
尺があるぶん丁寧に描けていたと思います
タンダは原作イメージよりもかなり若くてイケメンになっていた気がするけどw
(バルサも見た目は29才には見えない感じもしますがw)
バルサとタンダのなんとも言えない距離感の関係が結構好きでした
あとはジグロの話も良かったですね
かなり重い設定ですが上手に魅せていたと思います
それと星読みや国王側もそれぞれの事情の中で王子を救おうとあがいている描写が結構好きでしたね
まぁOPだけ見たらシュガさん完全悪人面してたんでなんかそういうキャラかと思っちゃったじゃないですかww
気になるのといえば声優ですかね
チャグムは声優ではなく子役でしたが、個人的にはアリな配役でした
まぁいくつか棒読みでオイオイと思う部分はあったのですが
作品の雰囲気的にはあっていたように感じる部分もあったので
他の配役は良かったですね
お話として気になったのは13話ですかね
まぁ話として言いたいことも伝えたいことも良くわかるんですが
個人的にはかなり微妙な印象を持った話でした
バルサの不殺の信念をやぶってしまう行為なのにあれでいいのか?しかも実はそうじゃなかったことで何かバルサに影響を与えたのか?とか気になってしまったり
オチも弱く感じましたしね
それといくつかは本筋と関係ない話でどうかなーと思った部分もあります
(お話としては面白いものが多かったですけど)
あとこの作品出来は良いのですが
なんというか凄い優等生な作品なんですよね
丁寧でしっかりして面白かったですけど
爆発的な盛り上がりとか、分かりやすいウリやキャラがいるわけではないのでとっつきにくい印象です
展開もある程度王道なので地味に感じる人もいるだろうなとは感じます
そこが物足りなく感じる部分も少しあったかな?
なんにせよ作品としては良くできていましたし
2クールしっかり使って丁寧に作品として魅せてくれました
とりあえず押入れのどこかに眠ってるはずの原作を引っ張り出して読みたくなりましたw
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『精霊の守り人』#26「旅立ち」(最終回)
「さよなら、チャグム」
無事にラルンガを生んだチャグムはみなと一緒に宮に帰ることに。
一時は帝の命で、バルサがチャグムから離れた隙に奪い返そうとしていましたが
モンとジ
精霊の守り人 #26 [最終回] 「旅立ち」
ウワァァ━━━━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━━━━ン!!!!
ありがとう、精霊の守り人!!
ありがとう、I.Gスタッフの方々!!
↓
↓
精霊の守り人 第二十六話 「旅立ち」
最後まで気合いが漲った美しさ。
チャグム君の成長は誰が見ても明らかで、この日がくるのを皆、願っていました。
NHKアニメ「精霊の守り人」第26回の感想&アニメ全体を通じての感想。
精霊の守り人 13
アニメ「精霊の守り人」第26回目の感想です。
今回でついに最終回ですが、先週の予想通り、エピローグという感じでしたね。それぞれの道を歩む、チャグム・バルサ、...