2014.02.02
箱庭のうた プレイ感想
こちらもフリーノベルゲームの感想です
最近フリーゲームばかりしている気が…
といっても珍しく同人というよりは一応タクティカルシンパシーという株式会社の制作ですね
今後もフリーゲームを作っていくことになるんですかね?
フリーですがかなりクオリティの高い作品で楽しくプレイできましたね~
あらすじ
夜の学校に現れるという『おばけ』のうわさ…
逢坂涼介は、忘れ物を取りに行った帰り、一人の少女に出会う。
少女の名は『佐藤ことり』。
無口で無感情な、変わった女の子…。
ことりは一ヵ月前の事故によって、記憶を失っているらしかった。
そんなことりはどういうわけか、毎夜学校に忍び込んでは、何かをしている様子。
彼女と仲良くなっていく中で、涼介は誰も知らなかった『真実』を知ることになる。
とりあえず作品としては面白かったですね
しっかりお話としてもまとまっており読み応えがありました
この作品で一番良かったのはキャラ描写でしょうね
最初から主人公の周りには幼馴染たちがいるのですが、そのキャラたちが誰もがモブになることなく描かれていました
日常描写も楽しくこの世界観というかキャラたちの中に入りやすかったですね
また、敵の描写についても悪いやつというわけではなく、信念の対立として最終的な和解まで描いたのはよかった
ただ、まわりのキャラがたちすぎているがゆえに主役とヒロインが少し埋もれがちだったのがもったいなかったかな?
色々主人公も悩んだり決断はしているんですけどね
平行世界設定のSFもので色々と突っ込みどころもあるんでしょうが
読んでいてそんなに気になりませんでしたし、最後のおとしどころもビターエンドではありますが好みでしたね
あとはフリーでしたが絵が良かったですね
立ち絵や表情もコロコロ変わってよかったですし、一枚絵も気合の入ったものが多くてよかったです
枚数も多かったですし、ラストに向けては演出としても良かった
音楽はタイトルバックの曲意外はあまり印象に無いかな??
曲としてもお別れのときに流れたこのメロディの曲が一番良かったように思います
演出としても素晴らしかったですけど
一応タイトルにもなるキーポイントなのでもう少し前フリがしっかりしてても良かったかもしれません
以下キャラ別感想
逢坂涼介
主人公ですがこういった個性みたいのはあんまり無かった印象
昔ながらの幼馴染と馬鹿をやりつついきなりあらわれた転校生のことりと関わっていく
ことりとのやりとりや敵についての関わり方への悩みなどはしっかり描いていたと思います
佐藤ことり
ヒロインの記憶を失ってしまっている状態のことり
個人的には伊月との友情描写が素敵でしたね
最後の別れも彼女とのやりとりが良かったし
ちょっとテンプレ気味に感じた部分もありましたが丁寧に描いていたと思います
最後の本当の佐藤ことりの部分も印象的でした
ただ記憶がもどる云々は唐突だったかも
牧田伊月
幼馴染の中でもかなり印象的なキャラでした
ことりとの友情描写はもちろん歩とのやり取りも良かったですね
彼女が歩の絵を気にしていることの描写がしっかりあったからこそ中盤のお話は盛り上がったと思うので
少し気になるのは涼介への好意かな?
中盤以降まったく描写がなくなったけどもうことりに譲ったってことでよかったのかな??
個人的には歩との関係性も好きなのでむしろそっち方面が見たかった気がしますけど
児玉歩
伊月の親戚で作中少ない常識人
父の死や絵についてなど彼も見せ場が多かったですね
いつも振り回されて大変そうでしたけど
常識人なゆえに普段はあんまり目だって無かったですけど
絵を描くことの楽しさを思い出したことと父の死を受け入れて信じた部分は良かったです
藤堂夏之
幼馴染で面白い物好きのトラブルメーカー
しょっぱなからツインテールゴスロリ美少女として出てきて可愛い女の子だと思ったら…残念男だったよ!
特に理由も無く楽しいからってだけで中盤までその格好でしたしね
場を引っ掻き回してくれるキャラで読んでて楽しかったです
しかし伊月奪還のときはかなり頼もしかったですね
藤堂こなみ
夏之の妹。
彼女は友達関係のお話が良かったですね。
まぁレズ娘にターゲット(兄も便乗)にされて色々と大変でしたけど
終盤もさりげない活躍があったり日寄子との友情描写も良かった
あとは敵でしたが、クリスも日寄子も人類のためを考えていて根は真面目でよいやつらでしたし
(むしろクリスが真面目すぎて大野のおもちゃ状態で可愛そうなぐらいだったし)
イリナも芯がしっかりしていたキャラでよかったですね
まぁ大野に関してはチートキャラというか
上層部についての描写がほぼなかった上に敵についても何で分かるのかとか
明かされないことが多いキャラでちょっと気になったかな
平行世界上でリセットシステムを作り出した大野との関係性も気になりますけど
とりあえずフリーとしてはかなりのクオリティでお話もしっかりとまとまっていますしプレイしてよかったですね
読後感も切なさを残していて
面白かったです
最近フリーゲームばかりしている気が…
といっても珍しく同人というよりは一応タクティカルシンパシーという株式会社の制作ですね
今後もフリーゲームを作っていくことになるんですかね?
フリーですがかなりクオリティの高い作品で楽しくプレイできましたね~
あらすじ
夜の学校に現れるという『おばけ』のうわさ…
逢坂涼介は、忘れ物を取りに行った帰り、一人の少女に出会う。
少女の名は『佐藤ことり』。
無口で無感情な、変わった女の子…。
ことりは一ヵ月前の事故によって、記憶を失っているらしかった。
そんなことりはどういうわけか、毎夜学校に忍び込んでは、何かをしている様子。
彼女と仲良くなっていく中で、涼介は誰も知らなかった『真実』を知ることになる。
とりあえず作品としては面白かったですね
しっかりお話としてもまとまっており読み応えがありました
この作品で一番良かったのはキャラ描写でしょうね
最初から主人公の周りには幼馴染たちがいるのですが、そのキャラたちが誰もがモブになることなく描かれていました
日常描写も楽しくこの世界観というかキャラたちの中に入りやすかったですね
また、敵の描写についても悪いやつというわけではなく、信念の対立として最終的な和解まで描いたのはよかった
ただ、まわりのキャラがたちすぎているがゆえに主役とヒロインが少し埋もれがちだったのがもったいなかったかな?
色々主人公も悩んだり決断はしているんですけどね
平行世界設定のSFもので色々と突っ込みどころもあるんでしょうが
読んでいてそんなに気になりませんでしたし、最後のおとしどころもビターエンドではありますが好みでしたね
あとはフリーでしたが絵が良かったですね
立ち絵や表情もコロコロ変わってよかったですし、一枚絵も気合の入ったものが多くてよかったです
枚数も多かったですし、ラストに向けては演出としても良かった
音楽はタイトルバックの曲意外はあまり印象に無いかな??
曲としてもお別れのときに流れたこのメロディの曲が一番良かったように思います
演出としても素晴らしかったですけど
一応タイトルにもなるキーポイントなのでもう少し前フリがしっかりしてても良かったかもしれません
以下キャラ別感想
逢坂涼介
主人公ですがこういった個性みたいのはあんまり無かった印象
昔ながらの幼馴染と馬鹿をやりつついきなりあらわれた転校生のことりと関わっていく
ことりとのやりとりや敵についての関わり方への悩みなどはしっかり描いていたと思います
佐藤ことり
ヒロインの記憶を失ってしまっている状態のことり
個人的には伊月との友情描写が素敵でしたね
最後の別れも彼女とのやりとりが良かったし
ちょっとテンプレ気味に感じた部分もありましたが丁寧に描いていたと思います
最後の本当の佐藤ことりの部分も印象的でした
ただ記憶がもどる云々は唐突だったかも
牧田伊月
幼馴染の中でもかなり印象的なキャラでした
ことりとの友情描写はもちろん歩とのやり取りも良かったですね
彼女が歩の絵を気にしていることの描写がしっかりあったからこそ中盤のお話は盛り上がったと思うので
少し気になるのは涼介への好意かな?
中盤以降まったく描写がなくなったけどもうことりに譲ったってことでよかったのかな??
個人的には歩との関係性も好きなのでむしろそっち方面が見たかった気がしますけど
児玉歩
伊月の親戚で作中少ない常識人
父の死や絵についてなど彼も見せ場が多かったですね
いつも振り回されて大変そうでしたけど
常識人なゆえに普段はあんまり目だって無かったですけど
絵を描くことの楽しさを思い出したことと父の死を受け入れて信じた部分は良かったです
藤堂夏之
幼馴染で面白い物好きのトラブルメーカー
しょっぱなからツインテールゴスロリ美少女として出てきて可愛い女の子だと思ったら…残念男だったよ!
特に理由も無く楽しいからってだけで中盤までその格好でしたしね
場を引っ掻き回してくれるキャラで読んでて楽しかったです
しかし伊月奪還のときはかなり頼もしかったですね
藤堂こなみ
夏之の妹。
彼女は友達関係のお話が良かったですね。
まぁレズ娘にターゲット(兄も便乗)にされて色々と大変でしたけど
終盤もさりげない活躍があったり日寄子との友情描写も良かった
あとは敵でしたが、クリスも日寄子も人類のためを考えていて根は真面目でよいやつらでしたし
(むしろクリスが真面目すぎて大野のおもちゃ状態で可愛そうなぐらいだったし)
イリナも芯がしっかりしていたキャラでよかったですね
まぁ大野に関してはチートキャラというか
上層部についての描写がほぼなかった上に敵についても何で分かるのかとか
明かされないことが多いキャラでちょっと気になったかな
平行世界上でリセットシステムを作り出した大野との関係性も気になりますけど
とりあえずフリーとしてはかなりのクオリティでお話もしっかりとまとまっていますしプレイしてよかったですね
読後感も切なさを残していて
面白かったです
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