2014.07.13
チョコレートドーナツ 感想
久しぶりの映画感想ですね
話題になっていた作品のようで、見に行こうと誘われたため鑑賞
相も変わらず事前情報なしで見た映画ですがよかったですね
自分は事前情報を入れると勝手にハードルが上がったりして楽しめないことがあるので(笑)
あらすじ
1979年カリフォルニア、歌手を目指しているショーダンサーのルディ(アラン・カミング)と弁護士のポール(ギャレット・ディラハント)はゲイカップル。 母親に見捨てられたダウン症の少年マルコ(アイザック・レイヴァ)と出会った二人は彼を保護し、一緒に暮らすうちに家族のような愛情が芽生えていく。 しかし、ルディとポールがゲイカップルだということで法律と世間の偏見に阻まれ、マルコと引き離されてしまう。
実にアメリカらしい映画でしたね
内容としては同性愛と障がい者の差別について取り扱ってます
あとは家族愛がテーマかな?
ただ重苦しくなりがちな題材ですけど、終盤までは和やかだったり歌のシーンもあったりして見やすかったですね
1979年が舞台ということで今以上に偏見や差別があり、法廷シーンも多かったなぁ
印象的だったのは役者さんですね
主役のルディは雰囲気も含めてこの作品でとてもいい味出してるなぁと思ったんですが
実は役者のアラン自体がゲイをカミングアウトしてる俳優さんなんですね
自閉症をもっているマルコ役も実際の障がいをもっていて役者を目指していた方ですし
映画を見ていても実際にそういう方なのかなーと思っていたので
マルコはホームパーティーでのノリノリダンスのシーンが良かったなぁ
個人的に少し気になったのはルディがマルコにあそこまで入れ込むまでの描写がもう少しあってもよかったかも
彼自身は凄い愛情深い性格ですし、偏見もあって家族に受け入れられなかったようなので入れ込むっていうのは分かるんですが
結構あっさりマルコに関わってという感じだったのでもう少しそこは描いて欲しかったかな?
あと施設に対してかなりの嫌悪感を抱いてましたけど、そこも少し気になった部分です
まぁ私がアメリカの施設体制がどうなってるのかっての知識がないからな部分もあるんですが
あと良かったのはルディの歌のシーンですかね
ホームビデオっぽい3人の海での幸せなシーンとか
あそこは本当に家族って感じで見ていて微笑ましくなりました
ラストのシーンとかも良かったですね
まぁ題材的にゲイカップルである2人にダウン症の子どもを引き取るというのは難しいだろうなぁと思っていましたが
あのラストは見たあと重かったですね
最終的にマルコを再び引き取った母親は結局ドラッグと男に溺れてマルコを放置
マルコはルディの迎えにいくという約束を信じて「おうち」を探して3日間さまよって橋の下で一人冷たく死んでいた
チョコレートドーナツが大好きでおとぎ話の最後はハッピーエンドが良いと言っていたマルコ
彼のそのときの心情を思うと…
こういう報われない系の話は弱いですね
この映画実話をもとにしているらしいですが
もし彼らがマルコの親権をとれたとして、その後はどうなっていたのかな?というのは気になりました
今は15歳の子どものマルコだけれど、成長していったら色々と大変な面もありますしどうなるのか?とか
ポールもゲイがばれたことで仕事を失ってますし、風当たりが強い中で2人の関係はどうなっていくのか
現実はこの後も色々と大変なんだろうな~と
こういう大衆的ではない映画もたまには良いですね
ちょっと最初はテーマ的にどうなんだろうという感じでしたが
見てよかったです
話題になっていた作品のようで、見に行こうと誘われたため鑑賞
相も変わらず事前情報なしで見た映画ですがよかったですね
自分は事前情報を入れると勝手にハードルが上がったりして楽しめないことがあるので(笑)
あらすじ
1979年カリフォルニア、歌手を目指しているショーダンサーのルディ(アラン・カミング)と弁護士のポール(ギャレット・ディラハント)はゲイカップル。 母親に見捨てられたダウン症の少年マルコ(アイザック・レイヴァ)と出会った二人は彼を保護し、一緒に暮らすうちに家族のような愛情が芽生えていく。 しかし、ルディとポールがゲイカップルだということで法律と世間の偏見に阻まれ、マルコと引き離されてしまう。
実にアメリカらしい映画でしたね
内容としては同性愛と障がい者の差別について取り扱ってます
あとは家族愛がテーマかな?
ただ重苦しくなりがちな題材ですけど、終盤までは和やかだったり歌のシーンもあったりして見やすかったですね
1979年が舞台ということで今以上に偏見や差別があり、法廷シーンも多かったなぁ
印象的だったのは役者さんですね
主役のルディは雰囲気も含めてこの作品でとてもいい味出してるなぁと思ったんですが
実は役者のアラン自体がゲイをカミングアウトしてる俳優さんなんですね
自閉症をもっているマルコ役も実際の障がいをもっていて役者を目指していた方ですし
映画を見ていても実際にそういう方なのかなーと思っていたので
マルコはホームパーティーでのノリノリダンスのシーンが良かったなぁ
個人的に少し気になったのはルディがマルコにあそこまで入れ込むまでの描写がもう少しあってもよかったかも
彼自身は凄い愛情深い性格ですし、偏見もあって家族に受け入れられなかったようなので入れ込むっていうのは分かるんですが
結構あっさりマルコに関わってという感じだったのでもう少しそこは描いて欲しかったかな?
あと施設に対してかなりの嫌悪感を抱いてましたけど、そこも少し気になった部分です
まぁ私がアメリカの施設体制がどうなってるのかっての知識がないからな部分もあるんですが
あと良かったのはルディの歌のシーンですかね
ホームビデオっぽい3人の海での幸せなシーンとか
あそこは本当に家族って感じで見ていて微笑ましくなりました
ラストのシーンとかも良かったですね
まぁ題材的にゲイカップルである2人にダウン症の子どもを引き取るというのは難しいだろうなぁと思っていましたが
あのラストは見たあと重かったですね
最終的にマルコを再び引き取った母親は結局ドラッグと男に溺れてマルコを放置
マルコはルディの迎えにいくという約束を信じて「おうち」を探して3日間さまよって橋の下で一人冷たく死んでいた
チョコレートドーナツが大好きでおとぎ話の最後はハッピーエンドが良いと言っていたマルコ
彼のそのときの心情を思うと…
こういう報われない系の話は弱いですね
この映画実話をもとにしているらしいですが
もし彼らがマルコの親権をとれたとして、その後はどうなっていたのかな?というのは気になりました
今は15歳の子どものマルコだけれど、成長していったら色々と大変な面もありますしどうなるのか?とか
ポールもゲイがばれたことで仕事を失ってますし、風当たりが強い中で2人の関係はどうなっていくのか
現実はこの後も色々と大変なんだろうな~と
こういう大衆的ではない映画もたまには良いですね
ちょっと最初はテーマ的にどうなんだろうという感じでしたが
見てよかったです
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『チョコレートドーナツ』 (2012)
マイノリティが訴えかける真の家族愛!
不条理な世の中に憤り、さらにその先を見据える良作であった。
一昔前より理解は深まったとはいえ、日本を含む各国では依然として同性愛者は結婚が認められず、社会保障が受けられない等、生きていく上で不遇な立場に甘んじてい...
チョコレートドーナツ
1979年、アメリカ、カリフォルニア州。 家賃の催促に来た大家にわずかな額を渡して明日払うと言ったルディ(アラン・カミング)は、不機嫌に大家を追い返したついでのように、昨晩からずっと大音量で音楽を流している隣の部屋に文句を言いに行った。
映画『チョコレートドーナツ』観たよウゥッ・・・(´;ω;`)
やられた・・・・泣き過ぎです。嗚咽をもらしてしまいそうになりました。
帰宅して公式HPなど見て、また思い出して泣いてます(ノ_・、)グスン…
きっと、誰かにおすすめしようとして、タイトルを口に出すだけで涙して
笑われてしまう涙腺弱いアラフィフです・・・・
ふとしたきっかけで一緒に暮らすことになった、
ショーダンサーのゲイ・ルディ(アラン・カミング)、
弁護士...
チョコレートドーナツ
チョコレートドーナツ@シネマート六本木
『チョコレートドーナツ』 2014年3月14日 シネマート六本木
本日の3本目の映画は、『チョコレートドーナツ』を試写会で鑑賞しました。
【ストーリー】
1979年カリフォルニア、歌手を目指しているショーダンサーのルディ(アラン・カミング)と弁護士のポール(ギャレット・ディラハント)はゲイカップル。 母親に見捨てられたダウン症の少年マルコ(アイザック・レイヴァ)と出会った二人は彼を保護し、一緒に暮らすうちに家族のような愛情が芽生えていく。 しかし、ルデ...
映画・チョコレートドーナツ
原題 ANY DAY NOW2012年 アメリカ
1970年代のアメリカ・ブルックリンでの実話がもとになっています
1979年、カリフォルニアベッド・ミドラーのようなシンガーを夢見ながらも女装してショーダンサーで日銭を稼ぐルディ(アラン・カミング)正義を信じながらも...
「チョコレートドーナツ」
70年代のアメリカを舞台にした実話に基づくヒューマンドラマ、「チョコレートドーナ
チョコレートドーナツ ★★★★
1970年代アメリカの実話を基に、母親に見捨てられたダウン症の少年と一緒に暮らすため、司法や周囲の偏見と闘うゲイカップルの姿を描いた人間ドラマ。ゲイであるがゆえに法の壁に阻まれる苦悩を、テレビドラマ「グッド・ワイフ」シリーズなどアラン・カミングと、『LOOPER...
ふたりのパパ~『チョコレートドーナツ』
ANY DAY NOW
1979年、カリフォルニア。ショーダンサーのルディ(アラン・カミング)は、客
として店を訪れた検事のポール(ギャレット・ディラハント)と出逢い、恋に落ち
る。時を同じくして、ルディはアパートの隣室に住むダウン症の少年マルコ(ア
イザック・レイヴァ)が麻薬中毒の母親に置き去りにされたことを知り、ポール
と三人で暮らし始める。
...
チョコレートドーナツ
★ネタバレ注意★
トラヴィス・ファイン監督のアメリカ映画。
アラン・カミングの歌唱に、久しぶりに泣きました。
カミング、チャーミングだ。
そう言えば最近、チャーミングなカミング観たなぁと思ってトリアタマを揺さぶってみたのですが、コレか? いやまさかちがう、あ、わかった、コッチだ! と得心がいきました。ビジュアルはアレですが、チャーミングであるには違いない。
...
「チョコレートドーナツ」:声高にではなく・・・
映画『チョコレートドーナツ』は、泣ける映画として意外な大ヒットを続けているようで
チョコレートドーナッツ ANY DAY NOW
ここのところ父の一周忌で実家に帰ったり、20年経過した家のリフォームなどで忙しく、
ちょっとブログがご無沙汰になってしまいました
元々筆不精なので、ブログから離れ、文章を書くということから遠ざかるとなかなか
元のリズムに戻せなくなってちょっと投げやりになっ...
ショートレビュー「チョコレートドーナツ・・・・・評価額1650円」
ほんとうの家、ほんとうの家族とは。
1970年代のアメリカ。
ひょんな事から家族となった、ゲイのカップルとダウン症の少年。
しかし彼らの幸せな時は、世間の偏見と不寛容によってあっけなく終わりを迎える。
共同脚本家のジョージ・アーサー・ブルームが、昔住んでいたアパートの住人たちをモデルに書きかげた脚本は、20年間忘れ去られていたという。
彼の息子で本作の音楽監修を担当しているPJ...
「チョコレートドーナツ」
「Any Day Now」 2012 USA
ルディ・ドナテロに「バーレスク/2010」「テンペスト/2010」のアラン・カミング。
ポール・フラガーに「ジェシー・ジェームズの暗殺/2007」「ノーカントリー/2007」「ザ・ロード/2009」のギャレット・ディラハント。
マルコ・ディレオンにアイザック・レイヴァ。
マ イヤーソン判事に「タイタニック/1997」「告発のとき/20...
『チョコレートドーナツ』
甘いチョコレートドーナツに相応しいもの。マルコの笑顔とハッピーエンド。
見終わってから時間が経つにつれてじわじわと心に響く愛と怒りを込めたラストソング。
世界で10以上の ...
「チョコレートドーナツ」☆裁判は誰のため?
実話から生まれた物語。
ラストのシーンは、私の胸の奥深くを素手でぎゅーっと掴まれたような衝撃で、この胸の痛さは多分一生忘れないだろう。
チョコレートドーナツ
1979年、カリフォルニア。歌手になることを夢見るショーダンサーのルディ。ある日ショーを見に来た弁護士のポールと出会い恋に落ちます。ルディの暮らすアパートの隣の部屋からいつも大音量の音楽が流れるのですが、その家には子供がいることを知ります。大音量は耳に良く...