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ファタモルガーナの館   プレイ感想

さて、こちらは同人ゲームですが、かなり評価が高かったためプレイ
フリーのゲームは結構プレイしてたんですが、有料の同人ゲームは初めてだったんですよね
しかしこのボリューム内容で2,000円ぐらいなら安いと思いますね
やってみたらかなり面白かったので感想を
色々と伏線や展開が凝っているんですよね
この作品ネタバレしちゃうと面白さ半減なので未プレイの人は是非プレイしてからどうぞ
欝が大丈夫な人ならきっと楽しめる作品なので

あらすじ
「あなた」は気づけば、古ぼけた屋敷にいた。
目の前には、「あなた」を旦那さまと慕う、翡翠の目をした女中がいる。
しかし「あなた」には記憶がなく、自分が何者なのか分からない。
生きているのかさえも。
そんな「あなた」に、女中は屋敷で起きた数々の悲劇を見せるという。
そこに、「あなた」の痕跡があるかもしれない……。

最初の扉は1603年。
豊かな薔薇が咲き誇る、美しい時代に、仲睦まじいローズ兄弟がいた。
彼らには一切の不安も、不幸の陰りもないように見えたのだが……。

二番目の扉は1707年。
その時代、屋敷は荒廃していた。その屋敷に住み着いた獣は、平穏な世界を望むものの
やがて獣本来の暴力性を抑えられなくなり、虐殺に走ることとなる。

三番目の扉は1869年。
この時代、文明の発達により人々は急いた生活を送っていた。
鉄道事業に身を乗り出す資産家の青年は、
金と権力を追うあまり自分の妻をないがしろにしていく。

しかし、どこかの誰かはこう言うだろう。

「他人の悲劇だから耐えてこられたんだよ」



まずこの作品は全体的なクオリティが高く同人ゲームなのか!?という感じでした
特に素晴らしかったのが音楽ですね!
ほぼオリジナルの曲でかなりの量がありましたし(しかも歌詞つきの歌が多い)
どれも作品のその時代にあった曲調でかなりの雰囲気作りになってましたね
歌詞もしっかり作品にそっていましたし
ここまでこだわって作りこまれているのは凄いなと

絵も癖があってとっつきにくいかもしれませんが(耽美系?萌えとは全然違いますよね)塗りも含めてクオリティは高かったです
この作品の雰囲気には凄いあっていて良かったですね
一枚絵はあまり多くなかったんですが、終盤の絵は印象的なものが多くてよかった

で、肝心のストーリーですね
この作品はノベルゲーだからこその叙述トリックやしかけをかなり意図的に上手く使われてましたね
謎が解けていく中で驚くことも多く、ぐいぐいと惹きこまれていった感じです
伏線の使い方も上手で終盤にむけて色々とつながっていくのが良かったです
最初の過去のお話もそれぞれまとまっていて面白かったですね
しかも最初の3つのお話にかなりの意味があり、最終章につながっていく図は見事でした
個人的には3つのお話も適度な長さでまとまっていて読みやすくて好きでした

1章が一番オーソドックスかな?最初とあって悲劇ではあってもわりとまだ明るい印象でした
2章は色々と凝ってましたね
獣は人間だと思っていましたが、その正体には全然気づいていなかったので素直に驚きました
3章は一番切ない話で好きでしたね
お互いの想いがあるのにここまですれ違ってしまう2人がかなしい
このお話がある意味ボタンのかけ違いとしては一番最終章につながる物語かもしれませんね

で、じつはプレイし終わってみるとここまでが序章みたいなもんなんですよね
4章については確かに綺麗過ぎるな~と思っていたのでそこからのどんでん返しは良かったですね
しかしプレイし終わってから読むと4章のミシェルが綺麗すぎてちょっと笑ってしまうw

こっからはついに女中、あなたといった登場人物についてあかされていき、この館自体の呪いについて本格的に~って感じですね
白い髪の少女の正体については二転三転して面白かったですね
ただこっからのジゼル、ミシェル、モルガーナの過去は悲劇と欝のオンパレードだったんで
プレイ中は少し食傷気味になった部分もありますw
私自身は欝展開はさほど気にならない人間なんですが、ずっとそんな過去話だったので
まぁミシェルとモルガーナについてはあそこまで悲惨な過去じゃないと説得力という意味で難しかったとは思いますが

ジゼルの過去とミシェルの過去でのそれぞれの相手の存在についての描写が面白かったかな
ジゼルはミシェルに救われたんですがミシェルはそれ以上にジゼルに救われた部分もがあったという

ただ、最終章はちょっとメルはともかく護衛と領主の説得があっさりに感じてしまったというか
少し勢いが落ちたように感じてしまったかな?領主の真実とかはかなり驚かされましたが
あとは時代考証的にこの時代にこれはあったのかな?とかキャラが使う砕けた言葉遣いなんかはときどきひっかかることがありましたかね(最終章では特にミシェルがはっちゃけだしたのでw)
まぁそこまで厳密にいいだしたらキリがないですけど
でもキャラ描写や構成などかなり考えられていて、最後までプレイしてかなり満足度の高い作品でした
4年かけてここまで作りこんだのは素直に凄いと思いますね、面白かったです

以下キャラ別感想

ミシェル
主人公ですが、本格始動するのがかなり後半になってからなんですよね
最初は記憶喪失で傍観者ですし、正体もハッキリしないので
でも最終章ではかなりの成長を見せ、印象が最初と最後ではだいぶ変わりました
一番成長したキャラだと思いますね
最初絵だけ見たときはもっと冷たい感じのキャラかと思ってましたが
後半はかなり砕けていた印象ですwジゼルとのバカップルぶりとか・・・
あとは名前にこめられた意味もかなり重要ですね
彼の体についての真実は驚きましたね~
しかしこの作品は主人公に厳しいですよね
何回も護衛さんに殺されまくるし、作中でも酷い目にあいまくりでしたし

モルガーナ
裏の主人公ですかね
結構好きなキャラですね
こういう作品だと悪役も悲惨な過去があって~っていう流れはあまり好きではないんですが
彼女の状況ではそりゃ呪いたくもなるよという説得力がありました
また、最終的に許すというのもただ全面的に許すのではなく別の面がみえたので魂を開放してあげるという方向性だったのも良かったかな
彼女自体はあまりぶれなかった印象です
白い髪の少女が彼女の一部だったのには驚きました

ジゼル
ヒロイン
まさか語り部たる女中がヒロインだとは
彼女の変貌振りも驚きでしたね
ただ、個人的にはジゼルよりも女中さんの方が好みだったんですよね
後半はどうしてもミシェルやモルガーナに焦点があたるので最終的に見るとちょっと影がうすく感じてしまったかな?
彼女自身もかなり悲惨な人生を生きてはいたんですけどね
スチルで思う存分作中一番の巨乳ぶりを見せ付けていたのはちょっとどうかと思います!
(シリアスなシーンでも零れ落ちそうな衣服だったのにはちょっとオイオイって感じだったのでw)

メル
一番普通の青年だった気がします
もちろん彼のしたことは許されないことですけど
状況とか性格を考えるとある程度しかたがないよな…と同情的に見てましたね
しかし最後ネリーとかやっぱり兄妹でそれでも別の相手と~になったほうが良かったのでは?という気がする

幸正
作中一のいっちゃってる人
この人については本編後も不安がぬぐえない
ポーリーンは妄信的と言われていましたが、むしろそんな彼女だからこそ彼の鎖なりえるんでしょうね
ちゃんと首輪つけて殺人しないように見張っていて欲しいです(オイ)
ただ別にキャラとして嫌いとかはなかったですね
ある意味清々しくぶっとんでるので分かりやすいというか思い切りがいいというか

ヤコポ
ツンデレ馬鹿野郎。おもな元凶ですね。
ある意味一番人間くさいキャラだった気がします。
ただ起こした行動はどれもこれも最悪な上に自己保身に走ってしまうという
まぁ彼の気持ちも分からなくはないですがどうしてそう極端に走るのかと…
最終的にモルガーナと結ばれて…という方向にいかなかったのは良かったですね
まぁあんなことしておいて許されてさらに想いまで報われてだと流石にモルガーナが聖女すぎますw
でもそんなキャラだからこそインパクトもあって良かったのかな?とも思います

あとはジョルジュ兄さんがいいキャラだったとか
ハビが色々と報われなさ過ぎて可哀想だとか
エメさん悪女貫いて何のお咎めもなしとか流石ですとか
マリーアの2章と最終章での印象の変わりぶりとか

何にせよ面白い作品でしたね
番外編等フリー配布のものもあるのでそちらもプレイしてみたいと思います
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藍依

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アニメを見たり語ったりすることが大好きです。
社会人になってからはなかなか忙しく更新もゆっくりですが、マイペースに続けていけたらと思います。
アニメや映画や漫画や本など、自分が見たり読んだりしたものの感想を書いていきたいと思います。

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