2015.03.08
くちびるに歌を
さて、さっそく一ヶ月以上ぶりの記事です
今回は映画感想
映画自体見るのもかなり久しぶりなんですよね
実は合唱部に入っていたのでこの作品は小説が出たときから気になってたんですよね
でも今回映画化ということでやはり実際に歌うシーンがあるとよいですね
あらすじ
産休を取ることになった親友の音楽教師ハルコ(木村文乃)の代理として、生まれ故郷の五島列島にある中学の臨時教師となった柏木(新垣結衣)。天賦の才能を持つピアニストとして活躍したうわさのある美女だが、その性格はがさつで乗り回す車もボロいトラック。住民たちの注目を浴びる中、彼女はコンクール出場を目標に日々奮闘している合唱部の顧問に。そして部員たちに、課題として15年後の自分に宛てた手紙を書かせる。やがて、部員たちがつづった手紙から、それぞれが抱える苦悩や秘密が浮き上がってくるが……。
お話としては青春映画ですね
合唱コンクールを通じてそれぞれの悩みや将来について考えていく
ある意味ベタベタなお話ではあります
でも綺麗な島の風景や自然、懐かしいと感じる学校生活や合唱といった部分がしっかりかみ合っていて見ていて良い映画でしたね
生徒役の子たちも上手でよかったです
ガッキーはこういうクールな役って今まであまりなかった印象で新鮮でしたね
始終無表情で冷たい感じなんですがガッキーだからこそ本当の冷淡な印象は受けなかったかな
今回はNHK合唱コンクールで課題曲だった「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」を主軸にしてますね
まぁこの曲自体がかなりメッセージ性があって話題になったものですし
題材としては描きやすかったかなと
個人的には自閉症の兄をもつ桑原くんのお話がかなり印象的でした
この作品のテーマである15年後の自分への手紙を唯一書いた彼
そこで15年後も兄と一緒にいると綴っているんですよね
自分が生まれたのは両親が死んでも障害を持った兄を見ていく家族が必要だったから
だから兄が健常児だったら自分は生まれることは無かった
兄がうとましく思うことも少しあったけどそれでも兄が好きで嬉しいという彼の想いが
あと役者の男の子も良かったですね
もう一人の主役っぽいなずな
彼女の複雑な思いも分かりやすく書いていたかな
二度目の父の裏切りとその後の柏木先生とのやり取りが良かった
屋上のシーンは印象的でした
個人的には出産騒動とかなずなの母の言葉とかあのあたりはちょっとベタベタすぎたりう~んと思ってしまったかな
出産関係はもうオチが丸分かりだったしね
母の言葉は伏線がしっかりありましたけど、それでもどうかな…と
このあたりはもう少しスムーズに見たかったかも
最低な父が迎えに来なかったのは良かったですがw
あとは個人的な事情描写が多く、あまり合唱自体へのアプローチはなかったかなと
柏木先生がピアノを弾けるようになってからの描写が自然の中の合唱だけだったのでw
もう少しそこは見てみたかったかも
合唱がテーマというか背景?少し弱く感じました
柏木先生についてはあの電話のミスリードはなるほどなと
でもガッキーが頑張っていたのは分かるのですが、合唱シーンでのピアノは素人感がモロに出ていたので少し微妙な気持ちに
動画の演奏シーンはプロの人の演奏だったかとは思いますが
終盤の合唱シーンはそれだけで卑怯ですよね
演奏的に全国大会出場は難しいだろうなとは思いましたが
みんなの今までの想いが出ていて良かったです
あと、最初と最後に合唱したマイ・バラードも良いですよね
これは小学校か中学校で歌ったことがあるんですが良い曲です
また、前の出場校が歌っていたCOSMOSも良い曲なんですよ~
自分は歌ったことは無いんですが他のクラスが歌っていていいな~と思っていました
あと実はタイトルの「くちびるに歌を」っていうのも合唱曲の題名なんですよ
今回音楽室にはってあった言葉はこの合唱曲の歌詞です
信長貴富さん作曲のを歌ったことがありますがこれも非常に良い曲です
もとはドイツ語で日本語訳とまじっていてドラマチックな曲なんですよね~
ちらっと出てこないかなと思いましたが無くて少し残念
興味を持った方は是非一度聞いてみてください!
なんにせよ爽やかな気持ちになる良作でしたね
最後も島を離れる柏木先生と生徒の別れという非常にベタなんですけど
汽笛とか笑っての今までのモチーフが生かされていて良かったです
今回は映画感想
映画自体見るのもかなり久しぶりなんですよね
実は合唱部に入っていたのでこの作品は小説が出たときから気になってたんですよね
でも今回映画化ということでやはり実際に歌うシーンがあるとよいですね
あらすじ
産休を取ることになった親友の音楽教師ハルコ(木村文乃)の代理として、生まれ故郷の五島列島にある中学の臨時教師となった柏木(新垣結衣)。天賦の才能を持つピアニストとして活躍したうわさのある美女だが、その性格はがさつで乗り回す車もボロいトラック。住民たちの注目を浴びる中、彼女はコンクール出場を目標に日々奮闘している合唱部の顧問に。そして部員たちに、課題として15年後の自分に宛てた手紙を書かせる。やがて、部員たちがつづった手紙から、それぞれが抱える苦悩や秘密が浮き上がってくるが……。
お話としては青春映画ですね
合唱コンクールを通じてそれぞれの悩みや将来について考えていく
ある意味ベタベタなお話ではあります
でも綺麗な島の風景や自然、懐かしいと感じる学校生活や合唱といった部分がしっかりかみ合っていて見ていて良い映画でしたね
生徒役の子たちも上手でよかったです
ガッキーはこういうクールな役って今まであまりなかった印象で新鮮でしたね
始終無表情で冷たい感じなんですがガッキーだからこそ本当の冷淡な印象は受けなかったかな
今回はNHK合唱コンクールで課題曲だった「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」を主軸にしてますね
まぁこの曲自体がかなりメッセージ性があって話題になったものですし
題材としては描きやすかったかなと
個人的には自閉症の兄をもつ桑原くんのお話がかなり印象的でした
この作品のテーマである15年後の自分への手紙を唯一書いた彼
そこで15年後も兄と一緒にいると綴っているんですよね
自分が生まれたのは両親が死んでも障害を持った兄を見ていく家族が必要だったから
だから兄が健常児だったら自分は生まれることは無かった
兄がうとましく思うことも少しあったけどそれでも兄が好きで嬉しいという彼の想いが
あと役者の男の子も良かったですね
もう一人の主役っぽいなずな
彼女の複雑な思いも分かりやすく書いていたかな
二度目の父の裏切りとその後の柏木先生とのやり取りが良かった
屋上のシーンは印象的でした
個人的には出産騒動とかなずなの母の言葉とかあのあたりはちょっとベタベタすぎたりう~んと思ってしまったかな
出産関係はもうオチが丸分かりだったしね
母の言葉は伏線がしっかりありましたけど、それでもどうかな…と
このあたりはもう少しスムーズに見たかったかも
最低な父が迎えに来なかったのは良かったですがw
あとは個人的な事情描写が多く、あまり合唱自体へのアプローチはなかったかなと
柏木先生がピアノを弾けるようになってからの描写が自然の中の合唱だけだったのでw
もう少しそこは見てみたかったかも
合唱がテーマというか背景?少し弱く感じました
柏木先生についてはあの電話のミスリードはなるほどなと
でもガッキーが頑張っていたのは分かるのですが、合唱シーンでのピアノは素人感がモロに出ていたので少し微妙な気持ちに
動画の演奏シーンはプロの人の演奏だったかとは思いますが
終盤の合唱シーンはそれだけで卑怯ですよね
演奏的に全国大会出場は難しいだろうなとは思いましたが
みんなの今までの想いが出ていて良かったです
あと、最初と最後に合唱したマイ・バラードも良いですよね
これは小学校か中学校で歌ったことがあるんですが良い曲です
また、前の出場校が歌っていたCOSMOSも良い曲なんですよ~
自分は歌ったことは無いんですが他のクラスが歌っていていいな~と思っていました
あと実はタイトルの「くちびるに歌を」っていうのも合唱曲の題名なんですよ
今回音楽室にはってあった言葉はこの合唱曲の歌詞です
信長貴富さん作曲のを歌ったことがありますがこれも非常に良い曲です
もとはドイツ語で日本語訳とまじっていてドラマチックな曲なんですよね~
ちらっと出てこないかなと思いましたが無くて少し残念
興味を持った方は是非一度聞いてみてください!
なんにせよ爽やかな気持ちになる良作でしたね
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汽笛とか笑っての今までのモチーフが生かされていて良かったです
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にて鑑賞。
...
くちびるに歌を
くちびるに歌を MOVIXさいたま 2015/2/28公開
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