にきログ

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お話としては人類と寄生生物の戦いと主人公の新一とミギーとの友情でしょうかね
これ1990年代前半の原作なんですね
アニメは現代ということで多少改変等もしているようですが今見ても面白かったですね

ただアニメーションとしてみると、音楽チョイスや演出でちょっとアレ？と思うことはありました
あとだいぶカットされているところもあったみたいですね
でも原作を知らないのでアニメとしてみた場合は面白かったですね

個人的に一番盛り上がったのはやはりお母さん関連ですかね
あそこはフリも丁寧でしたし、様々なものを乗り越えていく新一の描写も良かったです
中盤以降は人類ＶＳ寄生生物になっていくんですが、印象的だったのは田宮良子でしょうね
寄生生物の未来を一番考えていた彼女の言葉は印象的でした
最後の死に様にしても母親というキーワードが印象的だったかな

ただ、終盤環境問題的な部分がクローズアップされるところは微妙だったかな
最終的にはそれが主題にならなかったのは良かった
人類ＶＳ寄生生物にはなりましたけど、最終的には新一とミギーが中心でしたね
後藤との戦いで人類と寄生生物の立場を踏まえての新一の葛藤や最終的には自分で後藤を殺すことを選択したのは興味深かったですね
広川市長がなんでああなったのかってのは少し気になりましたけど
あと寄生生物がどうして何のために生まれたのかってのは結局出ませんでしたけど
この作品的にそこは触れられなくても問題ないかなと

声優に関しては最初ミギーが平野さんなのはどうなのかな？と思いましたが
個人的にはすぐに気にならなくなりましたね
（後に見た実写映画の方がかなり違和感を感じてしまいました）
島﨑信長さんの新一も良かったと思います

今見てもテーマ的に古臭さを感じることは無かったですし、最後まで楽しめましたね
こういう過去の名作アニメ化は嬉しいですね
うしおととらもそういう意味では楽しみだったりします

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