2017.01.05
ユーリ!!! on ICE 全12話
とりあえずみていた秋アニメの感想です
私自身フィギュアスケートは好きでよくみていたので
それを題材にしたアニメが放映されると知ったときは楽しみでしたね
以前「銀盤カレイドスコープ」というフィギュアスケートが題材のアニメがあったのですが
それは色々な意味で残念な作品だったので・・・
そもそもアニメーションでフィギュアスケートのシーンを毎週描くってだけでかなり大変な作品だと思います
(単発でスケートシーンがあったアニメはいくつかありましたけど)
で、このアニメはグランプリシリーズを放映するテレビ朝日が放送したので題材もそこになってきます
(世界選手権とかはフジテレビが放映してる)
なのでリアルのグランプリシリーズと同時期に相乗効果で盛り上がろうって感じで個人的には面白かったです
あらすじ
グランプリファイナルで惨敗。故郷九州にかえることになったフィギュアスケーター勝生勇利。
「現役続行と引退はハーフ ハーフ…」
そんな気持ちで実家に引きこもっていた勇利のところに突然やってきたのは世界選手権5連覇のヴィクトル・ニキフォロフで…
日本の崖っぷちスケーター勝生勇利と、ロシアの下克上スケーターユーリ・プリセツキー。
2人のユーリと、王者ヴィクトル・ニキフォロフで挑む前代未聞のグランプリシリーズが今、幕をあける!
(世界選手権でないのは局の都合ですが今はオリンピックも商標の関係でおいそれとは作中で出せないんですね)
個人的に一番インパクトがあって良かったのはやはりスケート描写でしょうね
特に1話は気合はいりまくりでヴィクトルと勇利のスケートシーンがぬるぬる動いていて凄かったです
今回スタッフ的にも気合が入っていて振り付けは実際選手の振り付けをしている宮本さんだし曲はすべてこのための書き下ろしでした
個人的にこの書下ろしの楽曲がクオリティ高くてよかったですね
主役級3人のプログラムはどれも好きでした
あとはグランプリシリーズには複数の各国の選手たちも出てきて
後半は少し群像劇っぽい印象でもありました
個人的にはあらゆるインパクトを残したJJは結構好きなキャラです
主役3人ではユーリがキャラデザ的にも良かったかな
話としても前半は自信がない勇利とコーチが初めてのヴィクトルの関係性や
フィギュアスケートの大会のコトなんかをわりと丁寧に描いていて入りやすかったですね
まさか全日本選手権予選の地方大会まで描写があるとは思いませんでした
あとは実際の試合のシーンにしても本物のアナウンサーを使っていたのでリアルな試合をみているような臨場感があったのが面白かったです
しかもアナウンサーが普通にアフレコ上手で違和感なかったです
あとは現実では不可能なカメラアングルで試合をみせたりしてくれるのも面白かった
そして作画的にいえば中盤以降崩れたりもありましたがほぼ毎週スケートシーンを入れて1回も総集編や落とすことなく放送してくれたのは素晴らしかったですね
(このクール落としたり総集編がやたら多かったので)
色んな選手のいろんなプログラムをそれぞれ見ることができたのも面白かった
勇利が主人公ではありますが、安易に勇利が勝つ展開でもなかったので結果がどうなるのか実際の試合のようにわくわくしてみることが出来ました
ここまで楽しめた部分を書いたのですが、後半は前半ほどの高いテンションでは見られなくて少し失速した印象を受けました
まずひとつに勇利とヴィクトルの関係性について
これは7話ぐらいまでは面白かったんですけどね
まあ前半からいわゆるサービスシーン的な部分はあってあんまりないほうがよいのになとは思っていましたが
あくまでサービスシーン程度で本筋は面白く見ていたし2人の関係性の変化としては興味深いものでした
ただ後半は本当に2人の関係性がそういう方向に行ってしまっておいてきぼりをくらった感じでした
さすがにおまもりと称して教会で指輪交換までされてしまうと見ているこっちとしてもとまどってしまうというか
そこまでの描写にする必要性はあったのか?と疑問をもってしまいました
(まだペンダントとかなら違和感少なかったかもしれない・・・それでも微妙だけど)
スポーツものとしてコーチと選手として発展した関係性を見たかったかな
あれじゃ本当に恋愛ものみたいだし、恋愛とも断言してなくて微妙に逃げ道を作っているのがさらに中途半端な描写に見えてしまって
後半は勇利とヴィクトルにあまり興味がわかなくなってしまったんですよね
あとは最終的な結論もヴィクトルは現役復帰してしかも勇利のコーチを続けるという2つをとる展開
色々と引退なんかも煽っていただけにこの結論は安易に感じてしまいました
後半群像劇になったつけとしてそのあたりの描写が尺不足や駆け足に感じてしまいました
ユーリも一応W主人公ぽいあつかいだったので家族のことも含めてもっと掘り下げがあればよかったのになとおもいます
あとフィギュアスケートとして中盤まではかなりリアルで競技にそっていたんですが
グランプリファイナルでおかしなことになっちゃったんですよね
ユーリがショートで出した118点は今の採点基準だと絶対に不可能な点数です
なぜならジャンプには全部点数が決まっていて満点が決まってるから
ユーリが難しい四回転アクセルやルッツを飛んでいるならわかるんですけど・・・そうじゃないので
現実的にはジャンプ全部後半でも113、4点あたりが限界だと思います
(きちんと計算はしていないですけど)
ショートはJJの点数もありえない点数で今までリアルにそった点数で見ていたのに急に現実離れして面食らいました
ここは円盤とかで修正が入るとよいですけどね
色々と言いましたがここまでアニメでフィギュアスケートをテーマとしてしっかり描いてくれたのは素直に嬉しかったですね
競技シーンやその描写も楽しかったです
リアルフィギュア界でも結構選手が見ていたりしたのは驚きましたね
作中でも本田さん織田さんランビエールさんがアフレコで出てきましたしね
円盤も売れたみたいなのでよければ劇場版で全編1話クオリティでのスケートシーンが見てみたいなと願望を書いておきます
私自身フィギュアスケートは好きでよくみていたので
それを題材にしたアニメが放映されると知ったときは楽しみでしたね
以前「銀盤カレイドスコープ」というフィギュアスケートが題材のアニメがあったのですが
それは色々な意味で残念な作品だったので・・・
そもそもアニメーションでフィギュアスケートのシーンを毎週描くってだけでかなり大変な作品だと思います
(単発でスケートシーンがあったアニメはいくつかありましたけど)
で、このアニメはグランプリシリーズを放映するテレビ朝日が放送したので題材もそこになってきます
(世界選手権とかはフジテレビが放映してる)
なのでリアルのグランプリシリーズと同時期に相乗効果で盛り上がろうって感じで個人的には面白かったです
あらすじ
グランプリファイナルで惨敗。故郷九州にかえることになったフィギュアスケーター勝生勇利。
「現役続行と引退はハーフ ハーフ…」
そんな気持ちで実家に引きこもっていた勇利のところに突然やってきたのは世界選手権5連覇のヴィクトル・ニキフォロフで…
日本の崖っぷちスケーター勝生勇利と、ロシアの下克上スケーターユーリ・プリセツキー。
2人のユーリと、王者ヴィクトル・ニキフォロフで挑む前代未聞のグランプリシリーズが今、幕をあける!
(世界選手権でないのは局の都合ですが今はオリンピックも商標の関係でおいそれとは作中で出せないんですね)
個人的に一番インパクトがあって良かったのはやはりスケート描写でしょうね
特に1話は気合はいりまくりでヴィクトルと勇利のスケートシーンがぬるぬる動いていて凄かったです
今回スタッフ的にも気合が入っていて振り付けは実際選手の振り付けをしている宮本さんだし曲はすべてこのための書き下ろしでした
個人的にこの書下ろしの楽曲がクオリティ高くてよかったですね
主役級3人のプログラムはどれも好きでした
あとはグランプリシリーズには複数の各国の選手たちも出てきて
後半は少し群像劇っぽい印象でもありました
個人的にはあらゆるインパクトを残したJJは結構好きなキャラです
主役3人ではユーリがキャラデザ的にも良かったかな
話としても前半は自信がない勇利とコーチが初めてのヴィクトルの関係性や
フィギュアスケートの大会のコトなんかをわりと丁寧に描いていて入りやすかったですね
まさか全日本選手権予選の地方大会まで描写があるとは思いませんでした
あとは実際の試合のシーンにしても本物のアナウンサーを使っていたのでリアルな試合をみているような臨場感があったのが面白かったです
しかもアナウンサーが普通にアフレコ上手で違和感なかったです
あとは現実では不可能なカメラアングルで試合をみせたりしてくれるのも面白かった
そして作画的にいえば中盤以降崩れたりもありましたがほぼ毎週スケートシーンを入れて1回も総集編や落とすことなく放送してくれたのは素晴らしかったですね
(このクール落としたり総集編がやたら多かったので)
色んな選手のいろんなプログラムをそれぞれ見ることができたのも面白かった
勇利が主人公ではありますが、安易に勇利が勝つ展開でもなかったので結果がどうなるのか実際の試合のようにわくわくしてみることが出来ました
ここまで楽しめた部分を書いたのですが、後半は前半ほどの高いテンションでは見られなくて少し失速した印象を受けました
まずひとつに勇利とヴィクトルの関係性について
これは7話ぐらいまでは面白かったんですけどね
まあ前半からいわゆるサービスシーン的な部分はあってあんまりないほうがよいのになとは思っていましたが
あくまでサービスシーン程度で本筋は面白く見ていたし2人の関係性の変化としては興味深いものでした
ただ後半は本当に2人の関係性がそういう方向に行ってしまっておいてきぼりをくらった感じでした
さすがにおまもりと称して教会で指輪交換までされてしまうと見ているこっちとしてもとまどってしまうというか
そこまでの描写にする必要性はあったのか?と疑問をもってしまいました
(まだペンダントとかなら違和感少なかったかもしれない・・・それでも微妙だけど)
スポーツものとしてコーチと選手として発展した関係性を見たかったかな
あれじゃ本当に恋愛ものみたいだし、恋愛とも断言してなくて微妙に逃げ道を作っているのがさらに中途半端な描写に見えてしまって
後半は勇利とヴィクトルにあまり興味がわかなくなってしまったんですよね
あとは最終的な結論もヴィクトルは現役復帰してしかも勇利のコーチを続けるという2つをとる展開
色々と引退なんかも煽っていただけにこの結論は安易に感じてしまいました
後半群像劇になったつけとしてそのあたりの描写が尺不足や駆け足に感じてしまいました
ユーリも一応W主人公ぽいあつかいだったので家族のことも含めてもっと掘り下げがあればよかったのになとおもいます
あとフィギュアスケートとして中盤まではかなりリアルで競技にそっていたんですが
グランプリファイナルでおかしなことになっちゃったんですよね
ユーリがショートで出した118点は今の採点基準だと絶対に不可能な点数です
なぜならジャンプには全部点数が決まっていて満点が決まってるから
ユーリが難しい四回転アクセルやルッツを飛んでいるならわかるんですけど・・・そうじゃないので
現実的にはジャンプ全部後半でも113、4点あたりが限界だと思います
(きちんと計算はしていないですけど)
ショートはJJの点数もありえない点数で今までリアルにそった点数で見ていたのに急に現実離れして面食らいました
ここは円盤とかで修正が入るとよいですけどね
色々と言いましたがここまでアニメでフィギュアスケートをテーマとしてしっかり描いてくれたのは素直に嬉しかったですね
競技シーンやその描写も楽しかったです
リアルフィギュア界でも結構選手が見ていたりしたのは驚きましたね
作中でも本田さん織田さんランビエールさんがアフレコで出てきましたしね
円盤も売れたみたいなのでよければ劇場版で全編1話クオリティでのスケートシーンが見てみたいなと願望を書いておきます
- 関連記事
-
- ユーリ!!! on ICE 全12話
- ヨスガノソラ 全12話
- よみがえる空 -RESCUE WINGS- 全13話
- 四畳半神話大系 全11話
スポンサーサイト