2019.02.10
コードギアス 復活のルルーシュ 感想
さて、かなりお久しぶりです
今回映画を見てきたので感想です
コードギアスは2006年から始まったオリジナルテレビアニメです
TVで綺麗に完結した物語の続きということで・・・
最初制作が決まったときは何とも複雑な心境でした・・・
でもどんな話になるのか
ネタバレは嫌だったので事前情報はほぼ入れずに見ました
期待半分不安半分でした
結果として私は面白かったし見て良かったしあって良かった映画だと思いました
これから先はネタバレになるのでまだ見ていない人は見てから読んでくださいね
さて、ネタバレが嫌なので初日のレイトショーで見に行きました
田舎なんですがほぼ満席に近い状況でちょっと驚きました
ちなみに客層は7:3の男女比でした
10代にテレビシリーズを見たお客さんが多かったかな・・・年齢がもっと上だったり若い子もいましたけど
やっぱり男性ファンが多いんだなぁとも思いました
今回の復活のルルーシュの前にはTV本編を3部作に編集しなおした映画が公開されているんですよね
私は見てないんですが、その中で色々と変更がありシャーリーが生きているってのは聞いていました
今回はその設定が元になっているのでTV版しか見ていない人はちょっと混乱するかもと思いました
さて、肝心のルルーシュですけど開始10分ぐらいで早々に出てきてビックリしましたw
しかしそれは魂のない状態のルルーシュ
言葉もしゃべらずおびえているだけ
それをC.C.が1年も面倒を見て、ルルーシュの心をとりもどすための旅をしていたんですよね
この場面はかなり新鮮でした
C.C.が荷物を背負い、料理をして食べさせ、暴れればなだめる
OPが家入レオさんの曲なんですが、雰囲気にマッチしていてとても良かった
本人もTVアニメを見てから歌ったみたいなんですよね
こっからルルーシュ復活までは割とあっさりでしたね
Cの世界関連はぶっちゃけかなりの便利アイテムだなぁ~とも感じます
今回色々とルルーシュ復活までの説明とか設定は言われましたけどまだまだ分かってないことが多いし
でも今回凄いと思ったのはあれだけキャラクターが多い作品をなんとか2時間にまとめあげたことかなぁ
あのキャラやこのキャラがどうなってるとかそういった後日談とか
和気あいあいと過ごしている場面とかは見ていて楽しかったですね
一部写真だけしか触れられていないキャラもいますけどww
そしてルルーシュとスザクについて
ルルーシュが復活してからスザクと対面してすぐにスザクがルルーシュをボッコボコにしていたのは笑ってしまった
しかもカメラアングル変わりまくり気合入りまくりのカットでした
ここはもう谷口監督の殴ることへのこだわりを感じましたともww
でもそのあとはきっぱりと割り切って友人としての時間を過ごしたのはやっぱり嬉しかったなぁ
スザクの孤独という言葉が印象的だったな
そしてカレン
ルルーシュが心を取り戻す前から慰められていたり、復活後に泣きついていたり
カレンもゼロやルルーシュに対する複雑な思いがあるとは思うんだけど
相変わらず素直でいいなぁ~と思いましたね
それ以前に今回の復活に関してルルーシュの意志ではなくあくまでC.C.のわがままであることを責め立てていたのも印象的でしたね
あとこの作品は全体的にTV版でやりのこしたことやフォローと思われる描写が多かったですね
扇関係についてはかなり気を使っていたように感じました
でも自殺しようとするのはどうかとおもうぞ!!
玉城は声優の方が亡くなっているので檜山さんになっていました
慣れれば違和感はなかったかな・・・でも今回も結構活躍していてスタッフに愛されているなとも感じます
咲世子さんやロイドも活躍してますしね
今回見て私はルルーシュがノリノリで指揮をして知略とハッタリで敵を倒していく展開が好きだったんだなぁと思いました
そういう意味では中盤の展開はとても盛り上がりましたね
お約束のセリフもたくさんあったし
敵のギアスが時間を戻してやりなおすというかなり強力なものだったので
それをどうやってやぶるかというのもなかなか面白かった
ジルクスタン王国のシャムナとシャリオはルルーシュとナナリーの対となるキャラクターなのかなとも思いました
それこそシャムナは国を、シャリオは姉を思っていたし
あくまで敵でも悪者ではなく別の信念を持っているものというのが非常に谷口監督らしかった
戸田恵子さんの演技は流石で村瀬さんも良かった
ただ、不満としてはロボ戦が思ったほどではなかったことかなぁ~
まぁ良く動いてた部分もあるんですけど
キター!!ってテンション上がるほどの見せ場はなかったんですよね
それこそランスロットのあのポーズ見せたらいつもの発進シーンとBGMで無双ぐらいしてほしかったなぁ~
カレンとスザクの共闘ってめっちゃ熱い展開だからこそ協力するような戦いがもっと見たかったかも
印象的だったのはルルーシュの変化かな
この部分で色々と違和感を感じている人もいるみたいですけど
そもそもルルーシュって凄い生きることにこだわっていた人間なんですよね
ただ生きていても行動しないなら死んでいるも同じって考え方でした
それが自分は死ぬつもりなのに復活して
なおかつコード持ちの不完全でいつか消えるかもしれない存在
だから今回もあくまで一時的なゼロで、この世の中に積極的に関わっていい人間ではなくなってしまってるんですよね
だからTV版よりも落ち着いていて大人に感じたというか・・悟っているようにも感じましたね
スザクのぶん殴りもあえて黙って殴られるままになっていたし
最初はルルーシュ・ヴィ・ブリタニアと名乗っていたけれどただのルルーシュ・ランペルージに途中からなったし
コーネリアに頼みに行くときも顔を出してルルーシュとして頼みに行ったのがとても印象的でした
でもかつての敵だった人たちと協力して作戦するのはやっぱり燃えますよね
ただ、今回尺の関係もあって心理描写とか展開でもう少し説明があればと思ったこともあったかな
特にルルーシュ・スザク・ナナリーにはもう少し心情を語ってほしかった
あと10分ぐらい時間が欲しかった
シャーリーについてはモブみたいな扱いだったしなぁ…
ラストについてはわたしはアリでしたね
そもそも今のルルーシュってナナリーやスザクと一緒に暮らしていい存在ではないし
ナナリーが自立しているからこそってのもあるでしょうしね
ゼロとして関わってくつもりもないというのが結論ですよね
スザクへのフォローがもう少し欲しかったけど・・・
TVシリーズで残されたままになっていたC.C.との約束がここでやっと果たされたのはやっぱり良かったなと思いました
ここのC.C.の作画は気合入っていて良かったですね
まぁもともと私が女キャラだとC.C.が一番好きなのもあると思いますけど
ルルーシュのL.L.になる発言
パンフレットではプロポーズとかあるみたいですけど
あまり恋愛的なものは感じなかったんですよね
家族とも違うけどそれぐらい強い結びつきの関係な感じでした
でも名字を変えてまでこだわっていたルルーシュという名を捨てた時点で積極的に現在の事象に関わることはやめたんだろうなとも思います
ただ、最後の魔王魔女シーンはちょっと混乱したかな・・・
あれはギアスのかけらをあつめるためのものなのかな?
意味なくギアスユーザーを増やすようにはしない気がするし
ある意味続編が出来てもルルーシュはいつでも出せる存在になったともいえますけど
監督のインタビューを読むとやりたかったことはTVでやりきって
今回はファンムービー的な部分とルルーシュの物語としての終わりをキッチリ書いた感じでした
でもあくまで映画版の設定でこれは映画3部作の続きでもあるし
TVはTVで死亡エンドとしてもとらえても良いという感じにもしてあるかな
とりあえず時間の関係もあってかなりスピーディーで情報量も多い映画なので何か見落としてる部分もありそう
でも動いてしゃべるルルーシュやキャラクターとの絡み
ナナリーがしっかりとルルーシュと話せたことは良かったかな
復活と聞いて後付けの蛇足にしかならないんじゃないかと思ってました
でもファンが見たいものを盛り込んだオプションというかファンディスク的な内容だったとも思います
私は見て楽しかったです
EDのキムタカ絵も良かった・・・・ED曲はFLOWが良かったかなとも思うけど・・・
コードギアスが好きな人なら見て良い作品だと思います
初見さんには何の説明もないのでこれ見ても意味不明だと思いますけどw
今回映画を見てきたので感想です
コードギアスは2006年から始まったオリジナルテレビアニメです
TVで綺麗に完結した物語の続きということで・・・
最初制作が決まったときは何とも複雑な心境でした・・・
でもどんな話になるのか
ネタバレは嫌だったので事前情報はほぼ入れずに見ました
期待半分不安半分でした
結果として私は面白かったし見て良かったしあって良かった映画だと思いました
これから先はネタバレになるのでまだ見ていない人は見てから読んでくださいね
さて、ネタバレが嫌なので初日のレイトショーで見に行きました
田舎なんですがほぼ満席に近い状況でちょっと驚きました
ちなみに客層は7:3の男女比でした
10代にテレビシリーズを見たお客さんが多かったかな・・・年齢がもっと上だったり若い子もいましたけど
やっぱり男性ファンが多いんだなぁとも思いました
今回の復活のルルーシュの前にはTV本編を3部作に編集しなおした映画が公開されているんですよね
私は見てないんですが、その中で色々と変更がありシャーリーが生きているってのは聞いていました
今回はその設定が元になっているのでTV版しか見ていない人はちょっと混乱するかもと思いました
さて、肝心のルルーシュですけど開始10分ぐらいで早々に出てきてビックリしましたw
しかしそれは魂のない状態のルルーシュ
言葉もしゃべらずおびえているだけ
それをC.C.が1年も面倒を見て、ルルーシュの心をとりもどすための旅をしていたんですよね
この場面はかなり新鮮でした
C.C.が荷物を背負い、料理をして食べさせ、暴れればなだめる
OPが家入レオさんの曲なんですが、雰囲気にマッチしていてとても良かった
本人もTVアニメを見てから歌ったみたいなんですよね
こっからルルーシュ復活までは割とあっさりでしたね
Cの世界関連はぶっちゃけかなりの便利アイテムだなぁ~とも感じます
今回色々とルルーシュ復活までの説明とか設定は言われましたけどまだまだ分かってないことが多いし
でも今回凄いと思ったのはあれだけキャラクターが多い作品をなんとか2時間にまとめあげたことかなぁ
あのキャラやこのキャラがどうなってるとかそういった後日談とか
和気あいあいと過ごしている場面とかは見ていて楽しかったですね
一部写真だけしか触れられていないキャラもいますけどww
そしてルルーシュとスザクについて
ルルーシュが復活してからスザクと対面してすぐにスザクがルルーシュをボッコボコにしていたのは笑ってしまった
しかもカメラアングル変わりまくり気合入りまくりのカットでした
ここはもう谷口監督の殴ることへのこだわりを感じましたともww
でもそのあとはきっぱりと割り切って友人としての時間を過ごしたのはやっぱり嬉しかったなぁ
スザクの孤独という言葉が印象的だったな
そしてカレン
ルルーシュが心を取り戻す前から慰められていたり、復活後に泣きついていたり
カレンもゼロやルルーシュに対する複雑な思いがあるとは思うんだけど
相変わらず素直でいいなぁ~と思いましたね
それ以前に今回の復活に関してルルーシュの意志ではなくあくまでC.C.のわがままであることを責め立てていたのも印象的でしたね
あとこの作品は全体的にTV版でやりのこしたことやフォローと思われる描写が多かったですね
扇関係についてはかなり気を使っていたように感じました
でも自殺しようとするのはどうかとおもうぞ!!
玉城は声優の方が亡くなっているので檜山さんになっていました
慣れれば違和感はなかったかな・・・でも今回も結構活躍していてスタッフに愛されているなとも感じます
咲世子さんやロイドも活躍してますしね
今回見て私はルルーシュがノリノリで指揮をして知略とハッタリで敵を倒していく展開が好きだったんだなぁと思いました
そういう意味では中盤の展開はとても盛り上がりましたね
お約束のセリフもたくさんあったし
敵のギアスが時間を戻してやりなおすというかなり強力なものだったので
それをどうやってやぶるかというのもなかなか面白かった
ジルクスタン王国のシャムナとシャリオはルルーシュとナナリーの対となるキャラクターなのかなとも思いました
それこそシャムナは国を、シャリオは姉を思っていたし
あくまで敵でも悪者ではなく別の信念を持っているものというのが非常に谷口監督らしかった
戸田恵子さんの演技は流石で村瀬さんも良かった
ただ、不満としてはロボ戦が思ったほどではなかったことかなぁ~
まぁ良く動いてた部分もあるんですけど
キター!!ってテンション上がるほどの見せ場はなかったんですよね
それこそランスロットのあのポーズ見せたらいつもの発進シーンとBGMで無双ぐらいしてほしかったなぁ~
カレンとスザクの共闘ってめっちゃ熱い展開だからこそ協力するような戦いがもっと見たかったかも
印象的だったのはルルーシュの変化かな
この部分で色々と違和感を感じている人もいるみたいですけど
そもそもルルーシュって凄い生きることにこだわっていた人間なんですよね
ただ生きていても行動しないなら死んでいるも同じって考え方でした
それが自分は死ぬつもりなのに復活して
なおかつコード持ちの不完全でいつか消えるかもしれない存在
だから今回もあくまで一時的なゼロで、この世の中に積極的に関わっていい人間ではなくなってしまってるんですよね
だからTV版よりも落ち着いていて大人に感じたというか・・悟っているようにも感じましたね
スザクのぶん殴りもあえて黙って殴られるままになっていたし
最初はルルーシュ・ヴィ・ブリタニアと名乗っていたけれどただのルルーシュ・ランペルージに途中からなったし
コーネリアに頼みに行くときも顔を出してルルーシュとして頼みに行ったのがとても印象的でした
でもかつての敵だった人たちと協力して作戦するのはやっぱり燃えますよね
ただ、今回尺の関係もあって心理描写とか展開でもう少し説明があればと思ったこともあったかな
特にルルーシュ・スザク・ナナリーにはもう少し心情を語ってほしかった
あと10分ぐらい時間が欲しかった
シャーリーについてはモブみたいな扱いだったしなぁ…
ラストについてはわたしはアリでしたね
そもそも今のルルーシュってナナリーやスザクと一緒に暮らしていい存在ではないし
ナナリーが自立しているからこそってのもあるでしょうしね
ゼロとして関わってくつもりもないというのが結論ですよね
スザクへのフォローがもう少し欲しかったけど・・・
TVシリーズで残されたままになっていたC.C.との約束がここでやっと果たされたのはやっぱり良かったなと思いました
ここのC.C.の作画は気合入っていて良かったですね
まぁもともと私が女キャラだとC.C.が一番好きなのもあると思いますけど
ルルーシュのL.L.になる発言
パンフレットではプロポーズとかあるみたいですけど
あまり恋愛的なものは感じなかったんですよね
家族とも違うけどそれぐらい強い結びつきの関係な感じでした
でも名字を変えてまでこだわっていたルルーシュという名を捨てた時点で積極的に現在の事象に関わることはやめたんだろうなとも思います
ただ、最後の魔王魔女シーンはちょっと混乱したかな・・・
あれはギアスのかけらをあつめるためのものなのかな?
意味なくギアスユーザーを増やすようにはしない気がするし
ある意味続編が出来てもルルーシュはいつでも出せる存在になったともいえますけど
監督のインタビューを読むとやりたかったことはTVでやりきって
今回はファンムービー的な部分とルルーシュの物語としての終わりをキッチリ書いた感じでした
でもあくまで映画版の設定でこれは映画3部作の続きでもあるし
TVはTVで死亡エンドとしてもとらえても良いという感じにもしてあるかな
とりあえず時間の関係もあってかなりスピーディーで情報量も多い映画なので何か見落としてる部分もありそう
でも動いてしゃべるルルーシュやキャラクターとの絡み
ナナリーがしっかりとルルーシュと話せたことは良かったかな
復活と聞いて後付けの蛇足にしかならないんじゃないかと思ってました
でもファンが見たいものを盛り込んだオプションというかファンディスク的な内容だったとも思います
私は見て楽しかったです
EDのキムタカ絵も良かった・・・・ED曲はFLOWが良かったかなとも思うけど・・・
コードギアスが好きな人なら見て良い作品だと思います
初見さんには何の説明もないのでこれ見ても意味不明だと思いますけどw
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劇場鑑賞「コードギアス 復活のルルーシュ」
詳細レビューはφ(.. )
https://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201902090001/
ジグソーパズル コードギアス 復活のルルーシュ 1000ピース (1000T-117)[エンスカイ]《発売済・在庫品》
『コードギアス 復活のルルーシュ』トーホーシネマズ渋谷5
▲ラスボスのスタンド使い。この1枚だけ見てるとポールダンスとか踊りそうである。
五つ星評価で【★★★怪作の続きはやはり怪作(かぃ~い作か?)】
痒い所にちょっと手が届きそうで届かない感じがあるのだが、そこそこちゃんとした、どーしてどーしての良作。
ちゃんと面白いし、コードギアスの設定を借りながら、かなり独立度が高く、それでいて多々のキャラを出す事で同窓会映画としても申し分ない。私、総集編映...
コードギアス 復活のルルーシュ
【監督】谷口悟郎
【声の出演】ゆかな/櫻井孝宏/名塚佳織/小清水亜美/白鳥哲/新井里美/戸田恵子/村瀬歩/大塚明夫/島崎信長/高木渉/津田健次郎/他
【公開日】2019年2月9日
【製作】日本
【ストーリー】
光和2年。 世界は再編成された超合集国を中心にまとまり、平和な日々を謳歌していた。しかし平和は突如として終わりを告げる。仮面の男・ゼロとしてナナリーの難民キャンプ慰問に同行したスザク...