2010.10.18
君に届け
こちら人気少女漫画の実写映画化。
ちなみに私はTVアニメを途中まで見ていただけで原作は読んだことはない感じです。
そちらと映画で比べた部分が多い感想になっていますので辛口になってると思います。
あらすじ
見た目が暗く周りから「貞子」と呼ばれる黒沼爽子(多部未華子)は、クラスになじめないでいた。しかし、その外見とは裏腹にけなげで純粋な彼女に、誰からも好かれるクラスの中心的存在の風早翔太(三浦春馬)はひそかに好意を抱いていた。風早の言葉を励みに、爽子は徐々にほかのクラスメートたちと打ち解けるようになっていく。
さて、この作品映画として成立させるために風早くんが爽子に告白して付き合うまでが描かれています。
なのでかなり展開は飛ばし気味でダイジェストっぽい雰囲気です。
後半やお父さんのオーケストラ云々は映画のオリジナル設定かな
なので色々とけづられていてもったいないなと感じてしまいます。
個人的にはアニメを見て良いなと思った爽子とあやね、ちずの友情のあたりはかなり丁寧に描かれています。
ただ、それに比べると恋愛描写はちょっと薄く感じてしまうかもしれません。
一緒にみた原作を知らない友人は友情メインで恋愛がついでに見えちゃったと言っていましたね。
また、尺がないの一番割を食ったのはくるみちゃんです。
彼女が風早くんにどう憧れ、どうしてこんなに必死なのかって部分は全部カットされてます。
そのため単なるあて馬っぽいキャラクターになっちゃってましたね。
これは凄く残念。
あとこれはメディアの違いなんでしょうけど、実写で爽子をやるとちょっと浮くなと感じました。
多部ちゃんは可愛いし演技自体は悪くないんですけど、後半になってもぼそぼそしたしゃべり方と態度で実写だと微妙に感じるんですよね。
というのも漫画だと爽子ってちっちゃくデフォルメされてることが多いんですよ。
それが絶妙だったんだなと思います。
なので多少卑屈や暗いこと言っててもたいして気にならないしギャグちっくなんですよね。
でも大きい実写で全部それをやられちゃうとうっとおしくなっちゃうのかなと感じました。
あとは心理描写も頑張ってたけど、爽子が友人が出来たこと、好きな人が出来たことが嬉しくて世界が綺麗に見えてるって部分があんまりなかったかな
彼女が変わっていく上で結構重要な描写だと思うのだけれど
そして一番重要なのはあんまりニヤニヤできなかったことかな
アニメしか見ていませんが、あれはみててもう耐えられないぐらいの爽やかさとニヤニヤぶりでみるのが苦痛なぐらいでした(オイ)
でも映画だと最後の告白うんぬんぐらいだったかなニヤニヤできたのは
結局尺が足りないのに告白までもっていったからかなと思います
なので映画だけ見た人はなんか知らないけど爽子が風早に惚れられて告白されて付き合ったに見えちゃうかもしれないと思っちゃいましたよ。
(2人だ付き合うまでの障害もとくになかったし、爽子がうじうじしてただけに見えちゃうかも)
さて、色々と言いましたが役者は良かったと思いますよ。
特にイメージから大きく外れた人もいなかったです。
そして一番良かったのはちず!
映画だと普通に可愛い子がやってましたがノリが良かったし一番のハマり役だったと思います
映画で凄く魅力的に見えました
ピンも個人的には雰囲気が出てて良かったですね。
三浦くんの風早もそんなに悪くないと思いましたよ
ただ漫画やアニメでもこんな男子高校生存在しねーよってキャラなので実写だとそれが余計強いかもしれない
あと見終わったあとも少女漫画らしい綺麗な終わり方で良かったですね
EDで流れる皆の映像が青春っぽくていいかんじでした
色々と書いていますが漫画の実写映画化としては悪くない出来だと思いますよ
ただ漫画だと大丈夫なキャラも実写でやるとどこか浮いて見えてしまう部分もあるなと感じたってところでしょうか
ちなみに私はTVアニメを途中まで見ていただけで原作は読んだことはない感じです。
そちらと映画で比べた部分が多い感想になっていますので辛口になってると思います。
あらすじ
見た目が暗く周りから「貞子」と呼ばれる黒沼爽子(多部未華子)は、クラスになじめないでいた。しかし、その外見とは裏腹にけなげで純粋な彼女に、誰からも好かれるクラスの中心的存在の風早翔太(三浦春馬)はひそかに好意を抱いていた。風早の言葉を励みに、爽子は徐々にほかのクラスメートたちと打ち解けるようになっていく。
さて、この作品映画として成立させるために風早くんが爽子に告白して付き合うまでが描かれています。
なのでかなり展開は飛ばし気味でダイジェストっぽい雰囲気です。
後半やお父さんのオーケストラ云々は映画のオリジナル設定かな
なので色々とけづられていてもったいないなと感じてしまいます。
個人的にはアニメを見て良いなと思った爽子とあやね、ちずの友情のあたりはかなり丁寧に描かれています。
ただ、それに比べると恋愛描写はちょっと薄く感じてしまうかもしれません。
一緒にみた原作を知らない友人は友情メインで恋愛がついでに見えちゃったと言っていましたね。
また、尺がないの一番割を食ったのはくるみちゃんです。
彼女が風早くんにどう憧れ、どうしてこんなに必死なのかって部分は全部カットされてます。
そのため単なるあて馬っぽいキャラクターになっちゃってましたね。
これは凄く残念。
あとこれはメディアの違いなんでしょうけど、実写で爽子をやるとちょっと浮くなと感じました。
多部ちゃんは可愛いし演技自体は悪くないんですけど、後半になってもぼそぼそしたしゃべり方と態度で実写だと微妙に感じるんですよね。
というのも漫画だと爽子ってちっちゃくデフォルメされてることが多いんですよ。
それが絶妙だったんだなと思います。
なので多少卑屈や暗いこと言っててもたいして気にならないしギャグちっくなんですよね。
でも大きい実写で全部それをやられちゃうとうっとおしくなっちゃうのかなと感じました。
あとは心理描写も頑張ってたけど、爽子が友人が出来たこと、好きな人が出来たことが嬉しくて世界が綺麗に見えてるって部分があんまりなかったかな
彼女が変わっていく上で結構重要な描写だと思うのだけれど
そして一番重要なのはあんまりニヤニヤできなかったことかな
アニメしか見ていませんが、あれはみててもう耐えられないぐらいの爽やかさとニヤニヤぶりでみるのが苦痛なぐらいでした(オイ)
でも映画だと最後の告白うんぬんぐらいだったかなニヤニヤできたのは
結局尺が足りないのに告白までもっていったからかなと思います
なので映画だけ見た人はなんか知らないけど爽子が風早に惚れられて告白されて付き合ったに見えちゃうかもしれないと思っちゃいましたよ。
(2人だ付き合うまでの障害もとくになかったし、爽子がうじうじしてただけに見えちゃうかも)
さて、色々と言いましたが役者は良かったと思いますよ。
特にイメージから大きく外れた人もいなかったです。
そして一番良かったのはちず!
映画だと普通に可愛い子がやってましたがノリが良かったし一番のハマり役だったと思います
映画で凄く魅力的に見えました
ピンも個人的には雰囲気が出てて良かったですね。
三浦くんの風早もそんなに悪くないと思いましたよ
ただ漫画やアニメでもこんな男子高校生存在しねーよってキャラなので実写だとそれが余計強いかもしれない
あと見終わったあとも少女漫画らしい綺麗な終わり方で良かったですね
EDで流れる皆の映像が青春っぽくていいかんじでした
色々と書いていますが漫画の実写映画化としては悪くない出来だと思いますよ
ただ漫画だと大丈夫なキャラも実写でやるとどこか浮いて見えてしまう部分もあるなと感じたってところでしょうか
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